3月末で日本テレビを退社し、フリーアナウンサーに転身した上重聡（43）が18日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に生出演。戦友、松坂大輔のお宝グッズを披露した。
「彼からは歴代着たユニホームをもらって」と打ち明けると、画面には上重所蔵の松坂「お宝グッズ」の写真が映し出された。背番号18の西武の松坂サイン入りユニホームやレッドソックス時代のユニホームもあった。西武のユニホームは松坂が99年4月7日の日本ハム戦でプロデビューした伝説の試合のものだという。この日、最速155キロをマークし、日本ハム片岡篤史が高め直球にもんどりうって空振りしたシーンは今も語り草となっている。
上重は西武のユニホームについて、松坂が着用したものと明かし「片岡さんが三振した日の」と説明すると、スタジオからは悲鳴が飛んだ。MCのハライチ澤部佑から「何で持ってるの？ あげちゃダメですよ。ミュージアムに飾られるレベル」とツッコまれると、上重は「（松坂は）道具にこだわりがないというか。もらって喜んでくれるんだったら、いいよって」と弁明した。
さらに上重は松坂が西武での引退試合で使用したグラブを持参。紺色基調で「DICE－K」と刺しゅうされていた。引退前日に上重は松坂と荒川の河川敷でキャッチボールをしたという。「肩がボロボロで、私の距離までやっと届くような感じで。それで涙が出てきまして」と打ち明けた。この日、ゲスト出演した野球評論家の野村弘樹氏からは「引退試合で使ったやつ？ もらっちゃダメだって」とツッコミをもらい「俺が届けとくよ」と言われた。
上重がエースを務めたPL学園は98年の高3夏の甲子園準々決勝で横浜高の松坂と激突。延長17回の末、横浜が勝利し、横浜高は春夏連覇を達成した。
