『家庭教師ヒットマンREBORN!』とは?
運動も勉強もダメですぐに諦めてしまう少年、沢田綱吉(ツナ)。
そんなツナの前に現れたのは、家庭教師と名乗るヒットマン、リボーンという赤ん坊だった。
イタリアンマフィア、ボンゴレファミリーの10代目ボスとして、立派に育て上げようとするリボーンとともに、ツナは仲間たちと支え合いながら成長していきます。
2006年10月にアニメ化され、2010年9月までの4年間、テレビ東京系にて放送されました。
『家庭教師ヒットマンREBORN!』標的1「えぇ!?俺がマフィアの10代目!?」あらすじ
勉強ダメ、運動ダメ、何をやらせても不器用な沢田綱吉、通称ツナは、負け犬根性が染み付いた性格で日々を適当に過ごしていた。そんな彼の元に、スーツ姿の赤ん坊という奇妙な家庭教師がやってくる。彼の名はリボーン。自分のことをヒットマンだと言うリボーンに突然額を撃たれたツナは、5分間だけ普段からは考えられない身体能力と行動力を発揮した。元に戻り驚くツナに、彼はツナをマフィアのボスに育て上げるためにイタリアから来たのだと告げる。それが、無茶苦茶危険で無茶苦茶にぎやかな日々の始まりだった。
(引用:『家庭教師ヒットマンREBORN!』公式サイト)
『家庭教師ヒットマンREBORN!』雲雀恭弥のプロフィール
声優:近藤隆さん
ツナの中学の風紀委員長であると同時に不良の頂点に君臨する男。
リボーンに興味を持つ。
弱くて群れるものを何よりも嫌い、発見すると仕込みトンファーで潰しにかかる。
(引用:『家庭教師ヒットマン REBORN!』公式サイト)
『家庭教師ヒットマンREBORN!』雲雀恭弥の魅力
魅力①マイペースで負けず嫌い
「弱くて群れる草食動物は嫌い」という理由から、一人で行動することが多い雲雀。
並盛中の風紀委員長で、不良の頂点でもあり、恐れられています。
ですが、認めた相手には信頼する心を持っていて、風紀副委員長の草壁哲矢とは共に行動することを許していて、草壁もまた雲雀を尊敬していました。
マイペースなところもある雲雀は、仲間が戦闘中だろうと、構わずに寝てしまい、呆れられてしまうこともしばしば。
戦闘が大好きなところもあり、強い相手がいれば真っ先に戦いに挑み、負けたとなれば勝つまで再挑戦を挑む、負けず嫌いです。
どんなにボロボロなっても、雲雀の信念が折れない限り、立ち上がるかっこよさ!
ボンゴレファミリーの一員として、そしてボスを守る守護者として、周りの人たちを助けていきます。
魅力②キリッとした目&髪型の変化に注目
キリッとしたつり目が印象的な雲雀は、それだけでも近寄りがたい雰囲気がありますよね?
群れ過ぎるとじんましんが出るほど、群れるのが嫌いなので、目を見ただけで近くによるのはやめようと思ってしまいそうです。
前髪は真ん中に髪を残しつつ、左右に流し気味。
初登場の頃からほとんど変わらない髪型ですが、「ヴァリアー編」までは襟足長めで、ふわさらストレートなのが特徴。
しかし、「未来編」で10年後の雲雀が登場してからは、10年前の雲雀も襟足が短めなのです!
10年後の自分から、なにか伝言でもあったのでしょうか?(笑)
大人っぽくなり、かっこよくなっています!
魅力③仕込みトンファーで戦う
雲雀の武器は、仕込みがされている近距離型のトンファーを愛用しています。
近距離の戦闘は不利になるんじゃ……?と思うかもしれませんが、雲雀の武器は仕込みトンファー。
ただのトンファーではありません。
・側部から突出する無数の棘
・先端から伸び、攻撃範囲を広げる玉鎖
・持ち手部分から相手の武器を折る鉤(かぎ)
・トンファー側面を展開し、風を起こす
といったさまざまな機能があるのです!
トンファーにこんな機能があるなんて、見た目では判断はつきません。
下手に近づくと、飛び道具のように出てくる棘や鎖の餌食になってしまいますし、最悪の場合、武器が折れてしまいます。
敵は予想外のことが起こり、一瞬でも隙ができてしまいますよね?
その一瞬の隙を見逃すことなく、雲雀は攻撃をたたみかけるのです。
魅力④並盛や小動物が好きすぎる
並盛中学の風紀委員長努めている雲雀は、携帯の着信音を並盛中の校歌に設定しているほど、並盛中を愛しています。
3年生の笹川了平が入学した頃にはすでにいたという雲雀。
自分の年齢を把握していない雲雀が何歳なのか、誰も知らないという事実に驚きです。
並盛が好きな雲雀は学校が好きなのか?というと、そういうわけではありません。
並盛という場所が好きであり、その並盛の秩序を乱す者が現れれば、雲雀の敵。
並盛を汚し、並盛を破壊し、並盛に住む人を傷つけるのならば、雲雀は敵を倒し、人を助け、それを当然だと思って行動しているのです。
並盛愛だけでなく小動物も好きという可愛い一面を持っていました!
小さくてか弱い生き物は、「守らなくてはいけない」という気持ちがあるのでしょうか?
小鳥を助け、ヒバードと名付けて並盛中の校歌を覚えさせるのは、抜かりないですね。
魅力⑤10年後の雲雀は面倒見がいい
10年前の雲雀は、ツナたちの戦闘に関わるときは成り行きで参加することがほとんどでした。
協力性も仲間意識も見せない雲雀が、10年後の「未来編」では、飛ばされた10年前のツナに戦闘訓練を自ら行ってしまうのです!
幻覚で補われていた、クローム髑髏(どくろ)の内臓が失われたときには、霧のボンゴレリングを使って自分自身の力で生きるよう助言していました。
相手のために行動をする10年後の雲雀は、10年前に比べて性格が丸くなっています。
面倒見がよく世話を焼く姿に、大人の余裕を感じてしまいますね!
『家庭教師ヒットマンREBORN!』雲雀恭弥好きなシーンランキング
第3位:『家庭教師ヒットマンREBORN!』漫画3巻 標的18「棒倒し(後編)」
自分の攻撃を防いだリボーンに会いたくて、棒倒しに参加してしまう、自分に正直な雲雀。
嫌いだという“群れ”に迷いなく飛び込んでいくのは、周りに興味を示さなかった彼にとって、珍しい行動でした!
不良の頂点に君臨するほど強く、恐れられていた分、リボーンという赤ん坊に防がれたのがよっぽど意外だったんですね。
ここの登場で容赦なく生徒たちを踏みつけていくのは、自由気ままで周りに興味を示さない雲雀っぽさも見れるシーンです!
第2位:『家庭教師ヒットマンREBORN!』漫画22巻 標的203「雲雀恭弥VS.幻騎士」
10年後の舞台である「未来編」で、10年前の雲雀たちが未来へやってきます。
10年後の雲雀は、力が強すぎるあまり、精度の低いリングがすぐに壊れてしまうため、使い捨てのリングを使用していました。
手持ちのリングがなくなり追い詰められてしまったところで、10年前の雲雀が入れ替わるように現れるのですが、突然のことに状況を読めません。
状況が読めない中戦うのですが、そのときに仲間に助けられてしまいます。
戦闘においてプライドを持っている雲雀は、そのことにムカついて、更に力を発揮し勝利しました。
10年前の雲雀も10年後の雲雀と劣らない強さに、戦闘のセンスがどれほど優れているのが、雲雀恭弥という男がどれほど強いのか、改めて実感するシーンですよ!
第1位:『家庭教師ヒットマンREBORN!』漫画34巻 標的322「雲雀VS.500体」
ツナが友達になった炎真から言われた言葉に動揺し、戦意喪失してしまいます。
ツナと関わっていくうちに、仲間のために戦い、優しすぎて詰めが甘かったりする彼を、雲雀は認めていました。
そのため、雲雀はツナに戦う理由を気づかせるために、「見てて」と言って自分の戦いを見せます。
雲雀は“風紀”を「譲れないから誇りだ」と語り、その言葉にツナは自分がどうして戦っているのか、そのことに気づくことができました。
並盛の“風紀”を乱すものは許さない。
守りたい思いは、雲雀の心にも初めからあったのです!
それは、仲間を守りたいツナと同じだったんですね。
本日のおさらい
・信念を持って戦っている
・並盛という場所を愛している
・10年後と10年前、それぞれに違った魅力がある
・優れた戦闘スタイル