「こんにちは赤ちゃん」などのヒット曲で知られる歌手の梓みちよさんが、東京都内の自宅で亡くなっていたことが3日、わかった。76歳だった。
同日、NHKが報じており、梓さんは福岡市出身。宝塚音楽学校に在学中に芸能プロダクションのオーディションに合格し、1962年、「ボッサ・ノバでキッス」で歌手デビューした。
その翌年には、NHKの人気バラエティー番組『夢であいましょう』で紹介された「こんにちは赤ちゃん」が大ヒットし、この年の日本レコード大賞を受賞したほか、NHK紅白歌合戦に初出場。その後も「二人でお酒を」や「メランコリー」などヒット曲を出した。
所属事務所によると、梓さんが先月29日、東京都内の自宅で倒れているところを打ち合わせのために訪れたマネージャーが見つけ、死亡が確認されたという。