賛否両論あれど、「地域活性」と「地域の名前を覚え、興味をもってもらい、訪れてみたい」という効果はある「ふるさと納税」。
「ふるさと納税」を行っている自治体を紹介しているいくつかのサイトでは、「返戻品」一覧だけでなくその地域の魅力を紹介したり、寄付金の使い道とその実績を示すなど、地域の魅力にも注目してもらえるような作りになっているところもある。
その中には、生産者の写真を掲載し、顔がみえることで、より親近感や安全・安心を持ってもらうようにしているところもある。
そして、佐賀県上峰町では、タレント・大沢あかね(32)を起用し、上峰町のふるさと納税のTVCM『笑顔の理由 肥育農家』篇を、12月15日(金)から、関東1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)で放送する。
寄附者と生産者が寄附金と返戻品を通じて第 2のふるさとのように繋がり、それが笑顔を提供する、というふるさと納税の原点を訴求するのが企画の狙いだ。
ふるさと納税額ランキング上位の上峰町だからこそ、あえてふるさと納税の理念に立ち返り、寄附者が応援したい地域の生産者が、上峰町を選んで頂いた寄附者に直接御礼を言うシーンをTVCMにした、ストレートな企画となっている。
当TVCMは、上峰町に実際にふるさと納税を寄附し、返戻品として届いた佐賀牛を食べた大沢が、佐賀牛を生産している肥育農家の米倉さんに、「すごくおいしかったです!ありがとうございます」と、演出を超えた本音の感謝の言葉を伝える。
それに対して米倉さんも、「選んで頂いてありがとうございます」などと返し、ふるさと納税寄附者と、返戻品の生産者が、お互い感謝し合い笑顔になるという内容。
撮影終了後に大沢は、CM撮影を振り返って、「すごく楽しかったです。米倉さんがとても良い方で、普段聞くことができない、牛のお世話の話とか、色んな話を聞けて。また、いつもお肉を食べているんですけど、米倉さんのことを思い出して食べたら、また美味しいだろうな。という気がします」と、生産者と直接対話したからこその想いを語る。
上峰町の返戻品の肉は、「お肉そのものが本当に美味しいので、軽く焼いて、塩コショウして食べるのが一番おいしいかな?私は好きです。でも、色んな食べ方ができて、いいですよね。レシピも広がりそうです」と、肉そのものの味が楽しめる素焼きを勧める一方、主婦としてもアイデアがいろいろ浮かんだようだった。
なお、これまで地方自治体が、関東で芸能人を起用してふるさと納税の TVCM を放送するのは、この上峰町のCMが初めて。
また、12月11日(月)から、TVCM同様、大沢あかねが出演するWEBCM『笑顔の理由 肥育農家』篇を、上峰町ふるさと納税 You tube 公式チャンネルにて公開。TVCMよりも少し長い映像となっており、大沢と佐賀牛を生産する肥育農家の米倉さん2人の自然なトークがより楽しめるCMとなっている。
≪WEBCM 概要≫
タイトル: 「笑顔の理由 肥育農家」篇ロングバージョン
上峰町ふるさと納税 You tube 公式チャンネル
URL: https://www.youtube.com/channel/UCvrmC3Kn8UJKaAGdwv4mBDg