オーストラリアのロックバンド『AC/DC』の創設メンバーで、ギタリストのマルコム・ヤングさんが亡くなったと、バンドの公式サイトが18日、発表した。64歳だった。
死因は明らかにされていないが、公式サイトによると、家族が見守る中、安らかに眠ったとのこと。マルコムさんは、弟でギタリストのアンガス・ヤング(62)とともに1973年、『AC/DC』を結成。80年にリリースしたアルバム『BackinBlack』が大ヒットするなど、同バンドは世界的に人気を誇ったが、マルコムさんは数年前から認知症を患い、2014年にバンドを脱退した。
アンガスは兄の死について、公式サイトで「弟として、私の人生における彼の重要性は言葉で表すのは難しい。私たちの絆はユニークでとても特別なものだった。彼が残した巨大な遺産は永遠に行き続けるだろう」とコメントした。