声優・伊藤美来が3日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで2ndシングル『Shocking Blue』(日本コロムビア)発売記念ミニライブ&矯正会イベントを開催した。
昨年10月の二十歳の誕生日にソロCDデビューを果たした伊藤が、この日に最新シングル『Shocking Blue』を発売。こちらは4月から放送中のTVアニメ『武装少女マキャヴェリズム』OP主題歌となり、伊藤初のタイアップ曲にもなっている。
オープンスペースの同所には800人のファンが詰めかけ熱気!そんななか、ショッキングブルーといった色のワンピースとパンプスで伊藤が現れ、さっそく『Shocking Blue』のTVサイズバージョンを披露し、観客のテンションを一気に最高潮に叩き込んだ。
司会からの呼びかけで、観客たちが「おめでとう!」の大合唱をするなか、伊藤は「発表してから発売まで長いかなと思ったんですけど、もうみなさんの前でリリースイベントをする日が来て。ラジオとかブログで、あのMVみたよとか言ってもらえたりして、実感が湧いていいます」と、現在の心境を。
続けて、デビュー曲の『泡とベルベーヌ』を披露しつつ、『Shocking Blue』のカップリング『ルージュバック』も初披露へ。こちらは疾走感のある『Shocking Blue』とは対称的にスローテンポで「大人な恋愛で1つの小説を読んでいるような曲」と、伊藤本人が言うとおり、ムード満点のものとなった。
客席バックの記念撮影などを挟み、ラストは『Shocking Blue』のフル尺を初披露。観客たちもこの日1番の歓声で、伊藤の歌唱を一緒に楽しんでいた。
終了直後には囲み会見が開催。ラクーアガーデンステージでのミニライブを終えて、「本当に緊張していたんです。こんなにたくさんの人が来てくださると思ってなくて本当に嬉しかったです!」と、笑みがこぼれる。
このライブの緊張をほぐすために、特撮ドラマが大好きという伊藤は近くにあるシアターGロッソの『宇宙戦隊キュウレンジャー』のショーも観に行っていたそうで、「それで力を頂いてきて、きょうのライブにも生かされています(笑)。キュウレンジャーありがとう」と、支えられていたのだとか。
『Shocking Blue』をフル尺で披露してみて、「大好きな曲なので歌ってみるとすごく気持ちが良かったです!外で太陽の光をもらいながら、みなさんの声援ももらえて。これでやっと曲が完成したんだなって思いました」。カップリングの『ルージュバック』の方は、「どう歌おうかなと考えていたんで披露できてすごく嬉しかったです。気持ちを込めてみなさんに感情を伝えられたらと思いました」と、歌唱中の思いも。
『Shocking Blue』『ルージュバック』ともに大人を意識している部分があるそうだが、今後の曲はどっちの方向がいいか尋ねてみると、「等身大であり続けたいとは思うんですけど、二十歳で大人と子供の境目ですけど大人っぽい方向に行ってみたいかなと思っています」と、希望も挙げていた。
記者たちからは、曲名にちなんで最近あったショッキングだったブルーな出来事を質問すると、「この前コートを裏表逆に着て出て行っちゃって。お母さんも誰も言ってくれなくて」と、失敗談を。
さらに、この後の矯正会についてはTVアニメ『武装少女マキャヴェリズム』内で“矯正”の設定にちなんで、イベント参加者の顔もしくは腕に伊藤自らペインティングを施して“矯正”するというものとなっているが、「決まったと聞いたときは『なんだそのイベント!?』って思ったんですけど、みなさんと近いし、私からお礼が言えるなと思ったし、人の顔に落書きできる機会もないのでちょっと楽しみでした。この後も楽しみです(笑)」とのこと。
ちなみに自分で“矯正”したいことへは「寝る前に考え事が多くてやめたいです。きょうも眠れなくて(苦笑)。あんまり考えすぎないように」と、言いつつ「でも、きょうは良く眠れそうです」と、ファンとの触れ合いが1番の特効薬になったようだった。
2ndシングル『Shocking Blue』は1800円(税別)で好評発売中!
■セットリスト
M1:Shocking Blue(TVサイズ)
M2:泡とベルベーヌ
M3:ルージュバック
M4:Shocking Blue(フルサイズ)