『第十八回・長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~』昼公演が4日、東京・荒川区のサンパール荒川で開かれ、歌手・山川豊(58)、田川寿美(41)、水森かおり(43)、氷川きよし(39)、岩佐美咲(22)、歌謡グループ『はやぶさ』、藤野とし恵、椎名佐千子(34)、三船和子(69)、『ビリケン』が夢の共演を果たし、司会は西寄ひがしが務めた。
歌謡曲振興のため東京23区を23年かけてめぐる『夜桜演歌まつり』。18年目となる今年は荒川区で開催となった。
公演は山川、藤野、田川、水森、氷川、椎名、岩佐、『はやぶさ』による『いつでも夢を』からスタート。出演歌手の代表曲や最新曲など全22曲で場内は熱気にあふれる。なかでも水森による『早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)』は山口・下関にある関門海峡を歌った曲となり、こちらは初披露ながら大いに賑わうものとなった。
昼の部終演後には囲み会見が開かれ、今年の感触へ山川は「今年は荒川区最高ですね。これまで雨降ったりとかしていたので」と、快晴となったことに笑み。
水森へ山川が「新曲に緊張したでしょ?」と尋ねると、水森は苦笑いでうなずきつつ、「このステージで初お披露目させて頂けて、いいスタートを切れるんじゃないかなと思っています。この春に頑張ろうとするフレッシュな方々と同じように、私も新曲で頑張っていきたいなという気持ちで歌わせて頂きました。きょうはすごく幸せです!」と、披露できた喜びとともに「関門海峡大橋が昭和48年にできたんですけど、私も昭和48生まれたのでご縁を感じていて、たくさん歌っていけるようにと思っています。まさに架け橋になるように!」と、意気込んでいた。
ほかにも、元『AKB48』で昨年同グループを卒業した岩佐は、「1年経って卒業したんだなという実感が湧いてきました。やめて1、2年が勝負なのかなって思っているので精いっぱい頑張っていきます!」と、抱負を口にしていた。
■昼公演セットリスト
M1:いつでも夢を(山川、藤野、田川、水森、氷川、椎名、岩佐、はやぶさ)
M2:螢子(山川豊)
M3:みれん海峡(田川寿美)
M4:鳥取砂丘(水森かおり)
M5:きよしのズンドコ節(氷川きよし)
M6:重友一代(藤野とし恵)
M7:海峡エレジー(椎名佐千子)
M8:石狩挽歌(岩佐美咲)
M9:ラブユー東京(はやぶさ)
M10:nagoriyuki(ビリケン)
M11:ビリケン音頭(ビリケン)
M12:だんな様(三船和子)
M13:ぬくもり酒場(三船和子)
M14:流星のロマンス(はやぶさ)
M15:鯖街道(岩佐美咲)
M16:ソーラン鴎唄(椎名佐千子)
M17:路地裏しぐれ(藤野とし恵)
M18:男の絶唱(氷川きよし)
M19:早鞆ノ瀬戸(水森かおり)
M20:火の舞(田川寿美)
M21:再愛(山川豊)
M22:夜桜(全員)