芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』所属のお笑い芸人の中で、一番面白い芸人を決める大会『ワタナベお笑いNO.1決定戦』決勝の「組み合わせ抽選会」が15日、東京・原宿『AmebaFLESH!Studio』で開催され、その模様がアメーバスタジオから生配信された。
決勝の「組み合わせ抽選会」のあと、囲み取材が行われ、ロッチのコカド、我が家の坪倉、あばれる君、クマムシ、厚切りジェイソン、笑撃戦隊が登場。
ロッチ・コカドは、「ワタナベの芸人だけで、大きな大会できるのはすごいこと。僕がワタナベ来たころは、そこまで芸人の人数多くなくて、学校ができたことによって、すごい増えていた」と、感慨深げに語った。
「ライバルは?」との問に、囲みには参加していなかったが、ロバート・秋山竜次のモノマネをした『ワタナベコメディスクール』の現役生である丸山礼が話題に上る。
あばれる君は、「厚切りもそうなんですけど、ピン芸人の丸山礼ちゃんには絶対負けられないなぁと。圧倒的な差を見せつけたい。負けたら恥さらしもいいところですから。自ら戦場に飛び込んで、自分の室力確かめたい」と、熱く語る。
コカドは、「今日初めて会って、秋山くんのモノマネを裏でされてから面白いなぁと思ってました。そのあと、『Gカップです』と聞いてからモノマネが入ってこない」と、言うなど注目度満点。ひょっとしたら、今年のシンデレラ・ガールになるかも・・・
我が家・坪倉は、「ライバルは谷田部です。けっこう違う意見出すんで」と、身内とボケると、「3人組のはなこが面白いと聞くので、そこがライバルかな」と、真面目に語った。
クマムシは、「(なかなか枠がうまらなかったですけど)そうですね。アーティストとして見られているのかなと。歌をうたうメンバーがいないのでチャンスかな。今からボイトレ通っていい歌声届けていきたい。決勝2回とも歌います。もちろん新曲です」と、アーティストとして勝負する。
すると、コカドは、「これは手強い。コントやってメッチャ滑るときあるから。歌うとなると手強い」と、アーティスト枠に警戒感を示していた。これに、佐藤は、「今回は新しいスタイル。僕もしゃべる漫才やるので」と、秘策を用意しているようだ。
厚切りジェイソンは、「去年、ほぼ初めてあった時から、(あばれる君が)『先輩だぞ』と言っていた。どっか覆したい」と、ライバル心むき出しに言うと、あばれる君は、「それだけは覆せない。時系列だから」と、冷静に切り返す。すると今度は、「超新塾のアイクも同じアメリカ人同士で、どっちが売れているのか、みせてやろう」と言うと、コカドが、「ぜったいおまえや、やらしいなぁ」と、ツッコム。
「優勝したら同棲しているやしろ優と結婚」をぶちあげた笑撃戦隊・野村辰二は、「ぼくだけ婚期、結婚かかってますので、ココで優勝しないと、結婚できない」と、あらためて宣言する。
坪倉が、「やしろ優は待ってんの?」と言うと、コカドが、「やしろ優はこいつのことめちゃくちゃ好きだから、いつでも(待ってる)。(結婚)したいしたいと。きっかけだけを待ってんねん」というと、坪倉が「優勝しないと(結婚は)ムリなの?」と、ツッコム。
野村は、「ぼく的には、優勝しないと踏ん切りつかないというか、一緒に住んでますし、あまりかわらないんですよね。でも、ここで優勝するかしないか。踏ん切りをココでして」と、真顔で言う。
相方の柴田基と分け合う50万円は、「全てプロポーズ費用に使いたい」と語りつつも、スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』に「少しだけ課金したい」と、本音を。過去に、「パズドラの課金が一回(やしろ優に)バレたことがあって、1週間ぐらい家出していた」そうで、やしろもめちゃくちゃ起こっていたというが、「今度はバレないように」と、懲りていない様子。さらに、生活苦で消費者金融の『アコム』ならぬ、“やしろ金融のヤコム”で「(お金を)お借りしたことがある」そうで、やしろには頭が上がらぬ様子だった。
6月20日~23日の間に第1子が誕生する予定というあばれる君は、初めて妊娠したと聞いた時、「僕は泣きました。2人で抱き合って。本当に念願かなった子どもなので。子どものために頑張るんだと。邁進したいと思っています」と、お父さんとしての自覚を口にする。
性別はまだわからないそうだが、「(エコー検診で)顔は私そっくりなんです、可哀想なことに」と、自虐ネタを入れ、「男なら“瞳”と書いてクリス」といって、笑いを取ったまではよかったが、「女なら“花”と書いてフラワーと決めている」というと、あまりにも当たり前すぎで、やや滑り気味な空気に。
最後にコカドは、出演陣を代表して、「ワタナベ初の大きな大会なので、ここから大きなスターが現れる可能性あるし、“いつここ(いつもここから)”さんみたいな方も出てくれるということなので、僕らもやりがいある。ネットで投票もできるということで、全ての人が優勝者選べるということで、是非参加して欲しいです」と、アピールした。
「ワタナベお笑いNo.1決定戦」の決勝戦は、2月4日、東京・伝承ホールにて開催される。ふかわりょうと中川翔子が司会を務めるが、チケットはすでに完売している。
審査員:コンテンツプロデューサー・吉田正樹、クリエイティブディレクター・箭内道彦、落語家・立川志らく、イラストレーター・中村佑介、お笑い評論家・ラリー遠田、お笑いナタリー編集長・遠藤敏文。
特別審査員:株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋
また、決勝当日の様子は動画サービス「AmebaFRESH!」でも生配信される予定。