この度、インキュデータ株式会社はカシオ計算機株式会社が目指す「ユーザ価値重視型企業への変革」において、統合データ基盤「User Data Platform」の構築、活用におけるパートナー企業に選ばれました。
インキュデータ株式会社
インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社、株式会社博報堂、 Treasure Data, Inc.の合弁会社として設立された会社。戦略立案から分析基盤の構築・運用だけでなく、ソフトバンクが持つデータ・テクノロジーと博報堂グループのマーケティング・コンサルティング力を合わせ、データ活用領域における課題解決を行っています。
「製品重視型」企業から「ユーザ価値重視型」企業へ
カシオ計算機株式会社は現在、製品を起点とした「製品重視型」企業から、ユーザへ価値のある体験を提供していく「ユーザ価値重視型」企業への変革を目指しています。
その手段として、あらゆる機会で生まれるユーザの行動、意識のデータを「ユーザ単位」で統合し、そのデータからユーザを分析し、一人一人のユーザに最適な体験を提供できる仕組み「User Data Platform」を構築。この取り組みは日本だけでなく、世界規模で展開される予定となっています。
インキュデータがカシオ計算機株式会社のパートナー企業に
今回、インキュデータがカシオ計算機株式会社のパートナー企業に選ばれた理由としては、インキュデータがカシオ計算機株式会社の「User Data Platform」における、構想策定から施策実行支援まで対応できる能力を持っているという点が挙げられます。
インキュデータは、データ活用の各種コンサルティングの支援を行うとともに、データ活用・分析基盤として多くの導入実績を誇るトレジャーデータ株式会社のカスタマーデータプラットフォーム「Treasure Data CDP」を活用し、「User Data Platform」の構築を行います。
今後、カシオ計算機株式会社では、「User Data Platform」を基に、ユーザ起点で全ての事業活動が成り立つ「ユーザ中心のバリューチェーン」の構築を目指して、全社的な事業変革、デジタルトランスフォーメーションを実施。また、インキュデータはカシオ計算機株式会社が目指す構想の実現にむけて、サポートを行っていきます。
「製品重視型」企業から「ユーザ価値重視型」企業へと変革を目指すカシオ計算機株式会社。そして、その変革を「User Data Platform」の構築、活用を通じてサポートしていくインキュデータ株式会社。このようなプラスの効果を生み出す企業間の繋がりが増えていけば、消費者、ユーザにも多くの恩恵があるのではないでしょうか。
- 一橋ビジネスレビュー 2015年春号 (発売日2015年03月13日) 東洋経済新報社
Fujisan.co.jpより