今年もいよいよ夏がやって来ました。夏と言えば海やプール、山登りなどのアウトドアのレジャーが楽しくなる季節ですが、バイクのツーリングもその一つ。バイクに乗って風を切る爽快感は、この季節によりいっそう強く感じることができます。
そして今回、そのバイクを製造している会社「川崎重工株式会社」は、2020年7月1日(水)より、コーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」をテーマにした企業ブランドムービーの最新作「モーターサイクル篇」を公開することとなりました。
川崎重工企業ブランドムービー
川崎重工グループのコーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」は、変化する社会・環境にスピーディーに対応し、果敢に挑戦していく姿勢を表したもの。企業ブランドムービーでは、これまでに救急医療をテーマにした「ドクターヘリ篇」、創薬をテーマにした「ロボット篇」などが公開され、そのメッセージを表現してきました。
そして今回公開される「モーターサイクル篇」では、川崎重工が今まで培った技術を結集させたスーパーチャージドエンジン搭載の「Ninja H2」をクローズアップ。ムービーでは、Ninja H2がそのポテンシャルを十分に発揮し、世界最速記録(※)を達成した様子を映像で公開しています。
※2020年6月時点(2018年ボンネビルスピードウィーク P-PB1000クラスでの記録)
最新作「モーターサイクル篇」
今回公開されることとなった「モーターサイクル篇」では、アメリカ・ユタ州で開催されているスピードの祭典・ボンネビルスピードウィークに、川崎重工の開発者とテストライダーから成る「Team38」が「Ninja H2」とともに参戦しました。
「Ninja H2」を乗りこなすのは、川崎重工のテストライダーである山下繁さん。挑戦時の心境について山下さんは、「このマシンの性能を目一杯引き出したかったんですよ。どこまでいけるのかチャレンジしてみたかったですね」と語っています。
そして、ボンネビルスピードウィークでNinja H2は見事、世界最速記録337.064km/hを樹立。山下さんはこの日の走行について「楽しかったですね。飛び出すような加速とか、音、振動、匂い。このNinja H2で加速するたび、はじめて親父のオートバイの後ろに乗せてもらった時のような新鮮な感動があるんです」と振り返りました。
所有しているだけで日々の生活に心の豊かさやワクワク感を与えてくれる存在であるカワサキのバイク。その魅力を十分に表現したムービーでした。
「カワる、サキへ。Changing forward」という川崎重工グループのコーポレートメッセージを伝えていく企業ブランドムービー。今後の作品にも期待です。
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Fujisan.co.jpより