婚活マッチングサービス『Pairs(ペアーズ)』を提供する株式会社エウレカ(以下エウレカ)が、新しい結婚コンシェルジュアプリ『Pairsエンゲージ』(ペアーズエンゲージ)を7月11日より開始した。
新サービス『Pairsエンゲージ』は、結婚意思の高い人のみを限定とした結婚コンシェルジュアプリで、マッチングサイトと結婚相談所の長所を掛け合わせたような仕組みだという。
累計会員数1000万人を超える同社のマッチングサービス『Pairs(ペアーズ)』で培ったデータや独自技術によるアルゴリズム、24時間365日のカスタマーケア体制や不正パトロールを徹底させた安心・安全なシステムなどのノウハウを活用。登録後は、一年以内の成婚を目指して婚活をサポートする。
出典)https://engage.pairs.lv/
『Pairsエンゲージ』には専属コンシェルジュと、AIがレスポンスをするコンシェルジュ等がおり、デートのセッティングやフィードバッグ以外に婚活最中の孤独やプレッシャーなどの相談にも応える。
また、データに基づいたアドバイスの他に、外部の専門家(プロコーチ)からのアドバイスやコンテンツが充実しており、例えば、好感をもたれるプロフィール写真の撮り方やファッションのアドバイス、恋愛におけるコミュニケーションの方法などのレクチャーを受けられるそうだ。
出会いまでの課程や交渉をアプリ内で完結させるため、場所や時間を選ばず24時間365日のサポートを受けることができ、よりスピーディーによりシンプルに結婚相手を探したい現代人のライフスタイルにあわせた、今までにない新しい婚活体験を提供している。
見合い結婚や職場結婚などの受け皿として期待
エウレカの石橋準也 代表取締役CEOによると、サービス開始以来『Pairs(ペアーズ)』では20万人以上のカップルを誕生させており、そのうち約6割に結婚(もしくは予定)の意思があるという。
現在、カップルマッチングサービスと婚活サービスでは婚活サービスに特化した市場のほうが大きく、『Pairs(ペアーズ)』では、そのような“すぐにでも結婚したい人”のニーズを捉えきれておらず、結婚意思の強い人を充実的にサポートする新サービスを開発する必要性があった。
石橋CEOは、寿退社といった言葉が消え職場結婚が一般的でなくなったことや、セクハラ問題などを理由に男女が職場で気軽に声をかけ辛くなった状況を挙げ、かつて日本で主流であった「お見合い結婚」や「職場結婚」などの受け皿として現代のライフスタイルにマッチした『Pairsエンゲージ』を活用してほしいと話す。
また、合コンや婚活パーティ・結婚相談所などに通い、結婚の意思は高いものの「なかなか、理想の相手にめぐりあわない」といった行き詰まりから婚活疲れを感じ、結婚に対して後ろ向きになってしまう例もある。スマホアプリという、もっとも身近なシステムを利用した『Pairsエンゲージ』ならではのマッチングと、きめの細かいサービスを受けることで志を貫いてほしいとしている。
男女ともに入会費9800円/月会費9800円から。追加費用や成婚料金は発生しない。独身証明書をはじめ本人確認書類の提出が必須となり、専用WEBサイトで登録の後に毎月、最大30名までの紹介を受けられる。
マッチングした相手とは必ず連絡をとり、真剣交際に入った場合は、その他のお相手とのマッチングを解除し期間内に徹底した婚活を行う。ターゲット年齢層は30歳前後だそうで、日本の婚姻率の低下に伴う出生率の低下に歯止めをかける一手となるか期待される。
詳細は、https://engage.pairs.lv/ まで。
- an・an(アンアン) 2019年6/19号
Fujisan.co.jpより