フリーアナウンサーで動物愛護生物保全活動家の滝川クリステルさんと、映画監督の安藤桃子さんらが、15日に都内で開催された「ELLE WOMEN in SOCIETY(エル・ウーマン・イン・ソサエティ)2019」に出席。滝川さんは自身の財団が取り組んでいる活動の報告を行い、安藤さんは新時代「令和」における女性の活躍について考えを明かしました。
「~New Era, New World~ 新時代の女性を生きる」をテーマとしたスペシャルセミナーには、滝川さん、安藤さんを含め、国内外の多様な分野で活躍する女性ゲストが参加。フォトグラファーのヨシダナギさん、モデルの冨永愛さん、女優の内山理名さんらも登壇し、自分らしく輝くための道しるべとなる生き方や働き方を提言していました。
滝川さんは、自身の財団である「クリステル・ヴィ・アンサンブル」の活動として、生態系の頂点にいる危機に瀕した野生動物を救い生態系を守ることを目的とした「Project Red」や、犬猫の殺処分ゼロに向けて取り組んでいる「Project Zero」について報告。
また、等身大の犬猫パネルを様々な場所に設置することで、保護犬・保護猫の存在を周知し、新たな家族として迎え入れる機会を提案する「Panel for Life (パネルフォーライフ/命のパネル)」にも言及。IKEAやStella McCartney/ステラマッカートニー、イオンなどが賛同してくれたことを踏まえ「もっともっと色々なところに置いていただきたい」と、個人レベルでの協力も求めていました。
一方、「未来への挑戦をあきらめない女性たちへ!」というプログラムに登場した安藤さんは、自身が映画監督になった経緯やロンドン留学を行った背景、自身が高知県で運営している映画館「kinema M(キネマM)」について語り、令和がどんな時代になるかについても持論を展開。
昭和はテレビや車が家庭に登場したことで大きな喜びがあったこと、平成は使い捨て・断捨離が流行したことを踏まえたうえで、「残ったのは心。令和はやっぱり心やねん!っていう。心からすべて始まって、それがお金に結びつく」としたうえで「女性の感性がすごくキーになってくるんではなかろうか!」と、令和の時代における女性の活躍に期待を込めていました。
- エル・ジャポン(ELLE JAPON)2019年7月号
Fujisan.co.jpより