YouTube動画やInstagramのリール動画など、動画による情報発信が当たり前になる中、グローバルに発信することも視野に入れている人も多いのでは。今後、日本語だけでなく英語などの外国語も話しながら発信できればいいですよね。
そこで今回は、便利で面白い翻訳ツールを3種ご紹介します。
1.英語や中国語をペラペラ喋る動画が作れる生成AIサービス
既存の日本語で話している動画を多言語対応化させるには、字幕を付けたり、吹き替えを入れたりする必要がありますよね。でも、「こんにちハロー」というサービスなら、超簡単に外国語がペラペラな動画がつくれてしまうんです!
しかも動画の人物の声をそのまま使って外国語に吹き替え、さらに口の動きも外国語に合わせて変えられるというから驚き! そんなことができる秘密は、いま流行りの生成AIを使っているから。
そしてAIだけでなく、東京大学の帰国子女や留学生によって選抜された翻訳者が調整しているというのですから、品質には期待! 日本の飲食店などが、インバウンド向けに店舗をアピールするYouTubeやGoogle Map、自社HP等に手軽に導入する動きが広まっているといいます。
(YouTube:https://youtu.be/YrzdNFdlEgQ?si=uJzM-V5l2h-1nUfN)
すでに芸人さんやYouTuberの人も活用しているので、ぜひグローバル化を見据えて、自分の動画を英語ペラペラ、中国語ペラペラなどの動画に変化させてみては?

6月に開催された「Start up JAPAN 2025」のこんにちハローブースとメンバーの皆さん
2.写真撮影すればすぐ翻訳!音声翻訳も可能
外国人を自分の動画に登場させたり、海外での動画撮影なども視野に入れている人も多いのでは。そんなとき、通訳がいればいいですが、コストがかかるのでなかなかむずかしいですよね。
そこでご提案したいのが、このツール。
「Vasco(バスコ)」というポーランドの会社が手がけており、日本でも買えるポケット翻訳ツール「Vasco Translator V4」は、おしゃれな見た目のみならず、音声認識の精度が高く、クリアな音質の便利なモデルです。

「Vasco Translator V4」各49,500円(税込)
音声を翻訳してくれるだけでなく、外国語で書かれた市販のパッケージや看板などを写真撮影すると、即座に翻訳してくれる機能もついているので便利!
データ通信SIMカード内蔵で、更新不要・永久無料で使えるのも注目ポイントです。
また、今年はイヤホン型の新型「E1」も登場し、2025年6月に行われたJapan IT Weekでも大きな話題を呼んでいました。1セットで2名が耳に装着して使用でき、V4の端末かスマートフォンにダウンロードしたVascoのアプリに接続すれば、互いの言語を即時翻訳しながら話すことができるといいます。

「Vasco Translator E1」
3.一瞬で英語やイタリア語などの外国語に翻訳変換する動画編集アプリ
続いては、動画編集アプリをご紹介。普段使っている動画編集ソフトはあるかもしれませんが、こんなアプリで手軽にショート動画などを編集してみませんか?
「Captions(キャプションズ)」という海外製アプリは、生成AIが自動で翻訳字幕をつけてくれるだけでなく、自動翻訳吹替の機能があります。そのクオリティの高さに定評があるんです。
その「AI Dubbing」という機能では、編集したい動画を選択後、もとの動画の言語と翻訳したい言語を選択すれば、外国語の音声に吹き替えがされ、字幕もつくようになるんです。
ただしスマホアプリは有料プランのみで海外製なのでちょっと利用のハードルが高いかもしれませんが、使っているYouTuberもいるので、ぜひ検討してみてください。
いかがでしたでしょうか。3種のツールを利用して、YouTubeなどの動画をグローバル展開しちゃいましょう。