
Nothing Technology Japanは8月20日、新製品発表イベント「NOTHING SUMMER UPDATE」を開催。Nothingでは初となるオーバーイヤーヘッドホン「Nothing Headphone (1)」を発表しました。ホワイトとブラックの2色をラインアップして、価格は3万9800円(税込)。nothing.techで予約を受付中で、8月28日9時からnothing.techと販売パートナーから販売を開始します。
透明デザインに角型のイヤーカップ



内部のパーツが見える透明デザインを採用し、アルミ製で角型のイヤーカップが印象に残る外観。

内側のイヤークッションは耳にフィットする楕円形で、オイルやメイクに強く肌ざわりがよい素材を採用しています。
物理キー操作に特化


タッチ操作ではなく、右耳のイヤーカップに搭載する物理キーを使った操作に特化しているのが特徴。「ローラー」は、水平方向にジョグダイヤルのように回転させたり押し込んで操作する物理キー。回転でボリューム調節、クリックで再生・一時停止、長押しでアクティブノイズキャンセリング(ANC)のモードを切り替えられます。

ローラーの下にある「パドル」は、前後にカチカチと倒して操作する物理キー。曲送りや着信操作に使用します。


操作をカスタマイズ可能なボタンも搭載します。AndroidやiOSで使用する場合、出御フォルトではAIアシスタントの起動に利用可能。


Nothing Phoneとペアリングして使用する場合、ボタンはデフォルトで「Channel Hop」の操作に利用できます。Channel Hopは、複数の音楽ストリーミングサービスをまたいでプレイリストやポッドキャストを切り替えて再生できる機能。SpotifyやApple Music、YouTube Music、Amazon Musicなど複数のサービスが対応しています。
原音に忠実なサウンドを再生

40mm径のダイナミックドライバーにはニッケルコーティングを施し、剛性と軽量性を両立。振動板にはポリウレタンを採用し、精密なダンピングで歪みを抑えます。サウンドのチューニングには英国の老舗オーディオブランドKEFが協力。原音に忠実なサウンドに仕上げています。

ワイヤレスでは24nit/96kHzのハイレゾ音源の再生とLDACコーデックに対応。有線ではUSB-Cオーディオや3.5mmジャックにより、高音質なサウンドの再生を実現します。ヘッドトラッキングに対応し、映画やゲームで臨場感のあるサウンドが体験可能。

ANCオフでは80時間、ANCオンでは35時間持続するバッテリーを内蔵。5分間で2.4時間のANCオン再生ができる急速充電に対応します。
8月22日(金)20時から開始するライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」では、発売前のNothing Phone (3)とNothing Headphone (1)の実機レビューをお届けします。アーカイブ視聴もできるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
Nothing Phone (3)& Headphone (1) 実機レビュー / ガジェット通信LIVE #209
https://www.youtube.com/live/SFOATcbJ91E[リンク]