
マイクロソフトは8月21日、ASUSとのコラボレーションで開発中の携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」「ROG Xbox Ally X」を日本でも10月16日に発売することを発表しました。
Windows 11ベースの携帯ゲーム機
ハードウェアに最適化したWindows 11が動作し、「Xbox フルスクリーン エクスペリエンス」と呼ぶホーム画面からゲームの起動が可能。本体にインストールしたゲームや「Xbox Cloud Gaming」のクラウドゲーミング、Xboxコンソールのリモートプレイに対応します。Xboxゲームだけでなく、Windows PCで利用できる主要なストアフロントからインストールしたゲームにも容易にアクセス可能。
本体にXboxボタンを搭載し、チャット機能やアプリ、ROG Allyシリーズ向けホーム画面「Armoury Crate SE」、拡張された「ゲーム バー」オーバーレイへワンタッチでアクセスが可能。ゲーム バーを通じて、スキルの向上やプレイ内容に応じたサポートを提供するパーソナライズされたAIゲーミングコンパニオン「Gaming Copilot(Beta)」が利用できることも予告されています。
AMD Ryzen Z2シリーズを搭載

ROG Xbox Allyは、プロセッサにAMD Ryzen Z2 A、メモリーは16GB LPDDR5X-6400、ストレージは512GB M.2 2280 SSDを搭載。500nits、120Hzリフレッシュレートの7インチ(1080p)IPS液晶ディスプレイ、インタフェースにUSB 3.2 Gen 2 Type-C with DisplayPort 1.4/Power Delivery 3.0ポート2基、UHS-II microSDカードリーダー、3.5mmオーディオジャックを搭載します。内蔵バッテリーは60Whで、付属の65W充電器から急速充電が可能。本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は670g。

ROG Ally Xは、プロセッサにAMD Ryzen AI Z2 Extreme、メモリーは24GB LPDDR5X-8000、ストレージは1TB M.2 2280 SSDを搭載。500nits、120Hzリフレッシュレートの7インチ(1080p)IPS液晶ディスプレイ、インタフェースにThunderbolt 4対応のUSB4 with DisplayPort 2.1/Power Delivery 3.0ポート、Type-CUSB 3.2 Gen 2 Type-C with DisplayPort 2.1/Power Delivery 3.0ポート、UHS-II microSDカードリーダー、3.5mmオーディオジャックを搭載します。内蔵バッテリーは80Whで、付属の65W充電器から急速充電が可能。本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は715g。
ROG Ally Xでは強力なNPUを組み合わせることで、来年初頭に導入予定の各種AI機能の搭載を実現します。「自動スーパー解像度(Auto SR)」は、低解像度で駆動するゲームをアップスケーリングして高解像度と高フレームレートを提供。「ハイライト リール」は、ボスバトルや勝利シーンなど、友人やSNSに共有したくなるゲームプレイの瞬間をリプレイ映像としてAIが自動で切り取ってくれます。
10月16日に発売する国と地域は日本、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チェコ、中国(Xbox Ally Xのみ)、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、イタリア、アイルランド、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サウジアラビア、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ合衆国、ベトナム。価格や予約注文に関する情報は、今後数週間で公開を予定しています。