
Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン3を、6月27日(金)より世界独占配信。本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、<子どもの遊び>になぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく、世界的メガヒットのサバイバルスリラー。シーズン2が2024年末に世界配信されると、5週連続で Netflix 週間グローバル TOP10(非英語シリーズ)の1位を記録し、世界を激震。シーズン1に続き、Netflix史上最多ビューの2位を記録し、すさまじい勢いで世界中を賑わせました。
シーズン2が配信開始されるやいなや、思いやりに溢れた心優しい一面と危険を顧みず運営側に銃を向ける勇敢さで、絶大な人気を獲得したパク・ソンフン演じるトランスジェンダーのヒョンジュ。時には優しく、そして時には厳しく周囲の人間を鼓舞する彼女の人柄は、残忍なゲームの中で、一際輝きを放った。極限状態でも一貫して、周囲に手を差し伸べることができるヒョンジュの行動をファン・ドンヒョク監督は、「彼女は深い道徳意識や思いやりのある心を持っています。自らが肯定的な視線を向けられない立場にあっても他者を受け入れ、寛容でいることができるのです」と語っています。
イカれたゲームに終止符を打つためゲームへと舞い戻ったギフンだったが、運営側に反乱を起こすも目の前で大切な親友の命を奪われてしまったシーズン2。絶望の淵へと追い詰められるギフンだが、シーズン3のゲームはこれまで以上に残酷さを増し、史上最悪に非道に。さらにプレーヤーにとってトラウマ級の存在ヨンヒが、新たなゲーム「大縄跳び」でカムバックし、かつてない地獄へと叩き落していく―。

命がけのゲームを前に思わず怯んでしまう参加者の手を握り、鼓舞する優しさを見せたかと思えば、途中でゲームを諦めようとする参加者には厳しく接して奮起を促すなど、シーズン2では常に周囲に寄り添う姿を見せて来たヒョンジュ。そしてギフンが企てた運営側への反乱にも加わった彼女は、銃撃戦では見事な射撃技術を披露し、その勇敢で頼もしい姿から英雄的存在として描かれました。
こうした包容力と強さを兼ね備えたヒョンジュのキャラクター性についてファン・ドンヒョク監督は、「軍に従事しているトランスジェンダーの人々は世界中にいて、ヒョンジュを通してそうした視点を探求したいと考えました。彼女は社会に広く受け入れられず、息苦しさを感じてきたコミュニティに属しながらも深い道徳意識、勇気、強い正義感、そして温かく思いやりのある心を持っています。自らが肯定的な視線を向けられない立場にあっても他者を受け入れ、寛容でいることができるのです」と言及。ヒョンジュのさらなる活躍を期待する声も数多く挙がる中で、「シーズン3では彼女の物語をさらに深く、そしてその計り知れない尊さを描いていきます」と話します。監督はシーズン3のテーマを「“人間性”の探求」としているが、自己中心的になってもおかしくない史上最悪なゲームが展開される中で、ヒョンジュは周囲に対して一体どのような行動を見せるのか注目です。

また、ヒョンジュ役を演じるパク・ソンフンは、「最近は悪役が多かったので、ヒョンジュのように愛情深く誠実なキャラクターと出会い、演じることができたのは嬉しかったですね。彼女は決して性別だけで定義できるような人物ではありません。多面的で強い人間です。周りがどんなに自己中心的でも、他者を思いやる心を持った誠実な人間として皆さんの記憶に残ってほしいですね」と役への想いを語ります。近年、「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」や「涙の女王」で見せたサイコパスな姿から視聴者に悪役の印象を持たれていたパク・ソンフンだが、本作で演じるヒョンジュは、そんな悪役とは正反対のキャラクター。そのギャップも相まって、シーズン2で最も好きなキャラクターにヒョンジュを挙げるファンが続出。
シーズン3のとあるシーンのために、「スタント訓練を受け、事前に何度もリハーサルを重ねた上で本番の撮影に臨みました。体力的に間違いなくあのシーンが一番大変でした」と明かしたパク・ソンフン。彼が語るシーンの内容も気になるシーズン3。プレーヤーたちが再び立ち向かう非道なゲームの一つは、ヨンヒが再登場し、プレーヤーをかつてない地獄へと叩き落す“大縄跳び”であると明かされています。
Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1~2:独占配信中、シーズン3: 2025年6月27日(金)世界独占