
2019年4月から2022年3月まで「ZIP!」にて「朝ごはんジャーニー」を担当し、現在も「ZIP!」の街録インタビューコーナーなどで活躍している、マーティンさん。何があってもへこたれないポジティブ精神を持ち、その場をパッと明るくしてくれる笑顔の持ち主です。
そんなマーティンさんがYouTube上で新たな企画をスタート。テーマは「親孝行」。マーティンさんのお母さんが顔出しで登場し、様々な親子の触れ合いを届けていくという温かい内容となっています。
https://www.youtube.com/@mamartinch [リンク]
マーティンさんにこの企画を始めたきっかけなどお話を伺いました!

――「親孝行」企画がスタートしました。どんなことから始めようと思ったのですか?
YouTubeでやろうとしたのは後付けなのですが、もともとずっとしたかったんですよ。20歳くらいからずっと母に何か出来ないかなと思っていました。それとは別にYouTubeでどんな企画をしようかなと考えていた時に、松本泰治さんというディレクターさん(フジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』などを担当し、現在は極楽とんぼ山本圭壱のけいちょんチャンネルディレクター)に「やりたいこと100個書いてみな」と言われて、やってみたいことをひたすら書き出していました。70個くらいでつまるんですよね…!
――案外書けないものですよね…!
他のタレントさんにもやってもらったことがあるそうなのですが、その方は考え過ぎて鼻血が出ちゃったらしいです(笑)。
序盤の方に「親孝行したい」というものが書いてあって、それいいじゃん!って。確かにこういう企画でも無いと感謝の気持ちって伝えられないよなあと思って。照れくさいじゃないですか。
――確かに、母の日か、もしくは結婚式のスピーチくらいですよね。
そうなんですよね。変にタイミングを考えちゃうじゃないですか。結婚の予定も無いですし、母の日や母の誕生日と言ってもサラっとご飯を食べて終わってしまうことも多いので。ちなみに、親御さんの好きな食べ物・嫌いな食べ物って知っていますか?
――うっすらは分かりますけれど、ハッキリ「これだ!」っていうのは分からないかもしれないです。
そうなんですよ。僕もビックリしたんですけれど、知らない方がすごく多くて。僕は分かりますよ!母が好きなのはパスタです。ナポリタン大好きで。僕が生まれる前はナポリタンしか食べてなかったって言っていました。お腹にいる時に一生分食べてしまったみたいで、僕はあまりナポリタンが得意じゃないのですが(笑)。

――たくさんあると思うのですが、マーティンさんがお母さんの一番好きな所はどんな所ですか?
やっぱり何をしていても味方でいてくれる所ですね。頼もしくて、どんなことでも相談に乗ってくれますし、怒られることもありますけれど、他の親御さんよりも協力的な母です。僕もいつか親になったら、母みたいな人になりたいなと思っています。
この仕事についても応援してくれて、それでいて冷静な部分もあって。最近は「いつまでやるの?」と聞かれることも多くなってきましたね。それは否定なのではなくて「いつかは結婚することもあるだろうし、他の仕事をする未来だってあるかもしれないよね」という感じで。
――すごくフラットに接してくれるお母様素敵ですね。30歳を迎えましたが、30代でチャレンジしたいことはありますか?
英会話をしっかり始めたいです。アメリカの国籍も持っているので、ハリウッド作品に出るという夢を叶えるために活用したいなと思いますし、少しずつでも覚えていきたいなと。
ウエンツ瑛士さんに憧れていて、MC力やトーク力などすごいなあと思っています。いつかウエンツさんの様な存在になれるようにたくさん勉強したいです。
――今日お話を伺っていて、マーティンさんは周りを元気にしてくれるパワーを持っているなと思ったのですが、コミュニケーションで意識していることはありますか?
ありがとうございます! そうですねえ、相手が傷つかない言葉を使うことは気をつけていて、あとは何より無理しないことですね。無理して会話を続けようとしたらお互いに気を遣うだけなので。そして「相手に興味を持つ」ということ。当たり前のことかもしれませんが、自然とそうなったのかもしれないですね。それこそ僕も「ZIP!」を始めたばかりの頃は、インタビューなどが全く出来なくてディレクターさんに教わってばかりでした。元々ポジティブな人間ではありますけれど、「ZIP!」でたくさんの方と関わらせていただいたことで、相手の方の懐に入ってお話をする楽しさを学んだ様な気がします。今も、田中毅さん(日本テレビアナウンサー、元「ZIP!」担当)が連絡をくださって飲みに行くこともありますし、本当に素敵な番組に携わらせていただいたなと感謝の気持ちでいっぱいです。
――素敵なお話をありがとうございます。これからもYouTubeを楽しみにしています!


撮影:たむらとも