冷凍うどんなんて何を食っても十分うまいと思っていましたが、最近は技術がどんどん上がっているのか、冷凍うどんの多様化が進んでいます。
定番の讃岐うどんだけでなく、ゴワゴワ食感の武蔵野うどんや、福岡の柔らかモチモチうどんの食感を見事に再現したものも登場。食べるたびに感動してしまうものも多くなってきました。
最近食いまくりの冷凍武蔵野うどん、好きが高じてついにガジェ通でも紹介しちゃった。このタイミングでつゆ付きセットも出た!!埼玉の「ヤオコー」で見つけたご当地グルメ、「武蔵野うどん」冷凍麺のウマさが異次元すぎて吹っ飛んだ! | https://t.co/9EnWcrh4hr#getnewsfeed@getnewsfeedより pic.twitter.com/Lrf1kt3nj5—野島慎一郎|B級フード研究家 (@aochins8) June 5, 2022
カトキチ「丹念仕込み」がものすごいウマさ!
なので最近は冷凍うどんを買うときも正統派の讃岐うどん以外を積極的に選ぶようにしていたんですけど、灯台もと暗しとはこのことでしょうか。最近たまたま購入した「カトキチ 丹念仕込み 本場さぬきうどん」(テーブルマーク)がちょっと衝撃的すぎるウマさでした。
手に取ったのは3食入りのパックで、そのへんのスーパーで普通に購入。価格帯は一般的な冷凍讃岐うどんよりちょっと上くらいで、麺の太さなど見た目の違いは感じられません。
なのでほとんど意識が向いていなかったんですけど、もう麺の食感が段違いなんていうものではありませんでした。もはや別格であり、同じカテゴリでくくってはいけないんじゃないかってほどに、異次元級のうまさ!
喉越しもコシも素晴らしすぎる!
この「丹念仕込み」を食べるなら、ざるうどんなど麺を冷たくして食べるのが圧倒的にオススメ。そのほうが麺のポテンシャルをフルで堪能できるから。
食べごたえのある太さの麺は抜群にのどごしが良く、口触りが滑らかツルツル。噛むとモチッと力強い弾力があるけど、ただ硬いだけではないのが最高に気持ちいいし、めんつゆに負けずに小麦の風味とほのかな塩気も広がってきます。
めんつゆとの一体感もバッチリだし、なにもかもが申し分なし。ただただウマすぎて、1玉180gだけどウマすぎて一瞬でなくなっちゃう。これはもはや店の味というか、ちょっといい店の味。冷凍讃岐うどんもこんなに進化していたんだなあ……!
麺のウマさと幸せを噛みしめる
ウマい、ウマい。天にものぼるウマさ。全力でウマいし、全力で幸せ。悔しいのは「丹念仕込み」が最近発売になったものじゃないということ。10年以上前から販売されているらしいのに全然知らなかった。10年前の自分に説教したい。一番安い冷凍うどんばっかり買ってるんじゃないよ!と。
そう。そのスーパーで一番安い冷凍うどんを買っていたら気付けないだけで、割とどこでも見かけるんですよ。もし最寄りのスーパーで見つけたら、ぜひ一度だけサイフのひもを緩めてみてください。ぶっ飛ぶぞ!
カトキチの丹念仕込みが冷凍讃岐うどんのコシランキングでぶっちぎりの1位にランクインしました。コシ至上主義の人にはぶっ刺さること間違いなし。別格感がある。 pic.twitter.com/rR5S3FHl2H—野島慎一郎|B級フード研究家 (@aochins8) February 1, 2025
(執筆者: ノジーマ)