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地下で穴掘り! カナダのおじさん家で住み込み珍体験


20代最後の冒険としてカナダに渡った筆者は、ボランティアサイト「Workaway」を通じて出会った元軍人のホストのおじさんの家で、週5日、1日3時間地下の穴を掘る生活を送った。築150年の家の修繕のため、水道管パイプを修理する通路として必要なこの穴掘り作業に参加し、多くのボランティアが同じ経験をしてきた。初めは退屈だったが、「穴掘り系YouTuber」として活動を始めるなどして楽しみを見出した。おじさんからは銃の扱いについての貴重な講義を受ける機会もあり、異国でのユニークな体験を通じて視野を広げた。

人生はいろいろあるから面白い。

「ラスト20代、ワーキングホリデーでもするか」とノリでカナダへ飛んだ私。
今回は、ふらふらと放浪中に遭遇した珍体験を紹介させていただきます。

カナダのおじさん家の地下で、穴掘り。

読んで字のごとく、それ以上でも、それ以下でもないのですが、
私は、家賃と食費を無料化するため、ボランティアサイト「Workaway」を経由して、
初対面のおじさんの家に住み込んで週5日、1日3時間、穴掘りをしていました。

おじさんは、リタイヤ後の元軍人であり、刑務所の看守も経験した屈強な男性。

過去10年の間に計100人にもなる海外ボランティアを受けいれ、築150年の家の修繕に励んできました。地下の穴は、水道管パイプを修理するための通路で、私以外にも何人ものボランティア達が穴掘りを経験していったそうです。

どうして海外からボランティアを受けいれ続けているのか聞いてみると、「カナダのことを好きになって自国に帰ってほしい」おじさんはそう話してくれました。

小さな田舎町で、寡黙なおじさんの二人暮らし。
正直な話、序盤は絶望的退屈感で「穴掘るためにカナダに来たんじゃねぇ」などと自分の選択にも関わらず文句をたれ、やさぐれていました。

しかしハッと気づいたのです。
「穴掘り、ネタになるな」と。

そうして開き直った私は、「穴掘り系YouTuber」になる未来をみすえて写真や動画の撮影にはげみ、地下をカラオケボックスに見立ててアニソンを大熱唱するなど。真っ暗に思えた穴掘り生活にも希望の光を見出していきました。

その後、おじさんとも少しずつ親交を深め、彼のライフル銃コレクションを見せてもらいました。その数、なんと20丁! 大迫力!

カナダでは、国から認められた資格者のみ銃を所持することが可能で、保管のルールもとても厳しいそうです。

その後、おじさんと一緒に射撃体験をすることは叶わず残念でしたが、武器である銃の恐ろしさを深く知り、戦場にも足を踏み入れたことのある元軍人のおじさんから、銃についての心構えや、扱いなどを直々にレクチャーしてもらう機会はとても貴重な経験でした(もちろん穴掘りも)。

今回の珍体験レポートは以上となります。

追伸:
Vtuberデビューの未来をみすえ超★美少女加工していることはお許しください♪

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