Metaは7月6日、Instagramチームが開発したテキストSNS「Threads（スレッズ）」をiOS/Androidアプリとしてリリースしました。Instagramアカウントからログインでき、最大500文字のテキストに加えてリンク、写真、最長5分の動画を投稿できます。
アプリをインストール後、Instagramアカウントを使ってログインすると、ユーザー名と認証がそのまま引き継がれる仕様。プロフィールはInstagramから引き継げる他、Threads向けにカスタマイズすることもできます。16歳未満（一部の国では18歳未満）のユーザーは、デフォルトで非公開アカウントに設定されるとのこと。
フィードにはユーザーがフォローしているユーザーだけでなく、フォローしていないアカウントのおすすめ投稿も表示される仕組み。Threadsへの投稿は、Instagramのストーリーズや他のプラットフォームにリンクとして投稿することも可能。
プレスリリースによると、「ポジティブで生産的な会話を可能にするツールとして開発したもの」。自分をメンションできる人や、Threads上で自分に変身できる人を管理する機能、非表示ワードを設定する機能、特定のユーザーをブロック、制限、報告する機能を備えています。アプリ内のコンテンツとインタラクションは、Instagramのコミュニティガイドラインが適用されるとのこと。
MastdonやWordPressなど他のアプリと相互運用を可能にする、World Wide Web Consortium（W3C）が構築したActivityPubプロトコルへの対応を近日中に予定。具体的には、Threadsの利用をやめても自分のコンテンツを他のサービスへ移行するオプションを提供したり、互換性のあるアプリを利用していれば、Threadsアカウントを持っていなくてもThreads上で他のユーザーをフォローしたり交流を可能にするとしています。また、Threads上で公開アカウントを持っているユーザーは、他のアプリからも自分の投稿を閲覧可能にするとのこと。
今後はActivityPubプロトコルへの対応に加えて、フィードに表示するおすすめコンテンツの改善、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできる検索機能など、ユーザーが自分の興味関心に近い投稿やユーザーを発見しやすくする機能の追加を予定しています。
ちなみに、ガジェット通信もThreadsアカウントを作成してみました。フォローよろしくお願いします！
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