5月5日(⾦・祝)に公開となるフランスのドラマチック・キッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』のワクワクする本編映像、追加写真が解禁となりました。
『ウィ、シェフ!』ストーリー
色とりどりのビーツを型抜きして飾りつけたビーツのパイプオルガン、セビーチェサラダ、カボチャのポタージュに天ぷらと、グルマンを唸らせる品々が生まれる一流フレンチレストランのキッチン。実力主義の職場ではシェフの指示に「ウィ、シェフ!」と従うのがルールだ。ところがストイックすぎるカティは、味より見た目優先の指示を無視して、シェフから三行半を突きつけられてしまう。捨て台詞を吐いて飛び出してみたものの、彼女が見つけた職場は理想とは正反対。移⺠の少年たちが暮らす自立支援施設だった。質より量、時間厳守がモットーの施設にはまともな食材も器材すらない。不満をぶつけるカティに、施設⻑のロレンゾは彼らを調理アシスタントにするアイデアを提案する。フランス語がちょっと苦手な少年たちと、天涯孤独で人づきあいが苦手なベテランシェフのカティ。おいしい料理が繋げた絆は少年たちの将来だけでなく、一匹狼だったカティの世界も変えてゆく。
このたび解禁された本編映像は、元⼀流レストランのスーシェフだった主⼈公カティが軍隊さながら移⺠の⼦供たちを「⾷育」するシーン。
【動画】5/5公開『ウィ、シェフ!』特別映像<カティの教え>
https://www.youtube.com/watch?v=l_u54vBuuf0
⾷堂のコックとして雇われたカティだったが、いつしか職員とともに、フランス語が苦⼿な彼らに正しい⾔葉を教えながら、畑で⾷材の収穫、採れたて野菜の味⾒、ニンジンの⽪むき、エシャロットの切り⽅、チーズの講義、テーブルセッティングを学ばせることに情熱を注ぐように。⽸詰でお腹がいっぱいになればいい、という⾷事しか知らなかった移⺠の⼦供たちの⽬がどんどん輝き、カティの弟⼦として⽴派に育っていく様⼦が⾒て取れる、ワクワクするシーンです。
本作は「料理」と「移⺠問題」に正⾯から取り組み、政治にもご都合主義にも偏らずエンタテインメントに昇華させていることで、有識者および料理業界からの評判も⾼く、多くのコメントが寄せられています。
◆シェフとの修行を通して、難民の青年少年たちの目の耀きが変化していく。好奇心、夢、誇り。料理は革命であり尊厳だ。胸が熱くなった! …鴻巣友季子(文芸評論家)
◆美味しいの先にある大切なことを教えてくれる、温かくてクスっと笑える作品 …小宮山雄飛(ホフディラン/ミュージシャン)
◆一人一人が自分の役割を見つけ、厨房の中で、料理を通じて、チームになっていく。彼らの笑顔に明るい未来を確かに感じました。 …リュウジ(料理研究家)
◆胸が熱くなるハッピーな料理映画。 実在のレストランのシーンや移民の少年たちの作る料理も見逃せない。 …平野由希子(料理家)
◆美味しい笑顔はみんなを幸せにして、人の心を動かします。そんな“食の力”に改めて気付く映画です。 …植野広生(dancyu 編集長)
◆料理人とは世界共通の、人を笑顔にすることができる 素晴らしい仕事だと改めて思う事ができました。 …タサン志麻(家政婦)
◆料理が繋いでくれた、カティと移民の少年たちとの絆にとても感動しました! 「おいしい」でみんなが幸せになる素敵な映画です。 …鳥羽周作(レストラン「sio」オーナーシェフ)
◆“互いの違いを尊重し、多様性を認める” フランスのレストランの現場が非常にリアルに描かれていて、パリでの修行の日々を思い出し胸が熱くなりました。 …田中いずみ(フランス料理 タンモア オーナーシェフ)
◆母国の戦火や迫害から逃れ、たったひとりでフランスにやってきた少年たち。私が出会った彼らも、きっとパリの空の下、美味しい料理で人々を楽しませていることだろう。 …増田ユリヤ(ジャーナリスト)
◆フランス社会が抱えるデリケートで複雑な問題を、 ユーモアと人間愛、そして美食文化で照らし出した野心作! 登場人物たちの人間模様に胸を突かれ、涙した。 …高崎順子(フランス在住ライター)
(C)Odyssee Pictures –Apollo Films Distribution –France 3 Cinéma –Pictanovo –Elemiah- Charlie Films 2022