ハーマンインターナショナルは、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 2」を3月10日に発売しました。
3月7日、発売に合わせてイベント「JBL TOUR PRO 2 LAUNCH PARTY」が代官山 蔦屋書店で開催され、実機がお披露目された他、3月10日から開始する春のキャンペーン「オト、ヒト、ハート。」に合わせて蔦屋家電・蔦屋書店5店舗でJBLおすすめアイテムをそろえた「JBL SOUND COLLECTION 2023」を開催することが発表されました。
充電ケースに1.45インチのタッチディスプレイを搭載し、これまでスマートフォンアプリで行っていた設定や操作が、スマホ要らずでできるのが大きな特徴です。DLCコーティングを施した10mm径ダイナミックドライバーを搭載し、深くキレのある低音とクリアで抜けの良い中高音域、微細なディテールまで鮮やかに再現する高い解像度を実現しています。対応コーデックはSBC、AAC。Bluetoothのバージョン5.3 LE Audioに対応を予定していて、Bluetoothオーディオの新しいコーデック、LC3にも対応予定。
耳の構造を活かしてソフトかつ確実にイヤホンを保持するJBL独自のショートスティック型デザインを採用。サウンドチューブ(音筒)と楕円形の本体から成る“デュアル・オーバルシェイプデザイン”により、前モデルと比べて30%小型化しながらさまざまな形状の耳にフィット。忠実な音楽再生とノイズキャンセリング効果を発揮します。イヤホン本体はIPX5の防水に対応します。
アクティブノイズキャンセリング機能では、周囲のノイズ成分を監視してノイズキャンセリングをかける周波数帯と度合いを調整するリアルタイム補正機能を搭載します。片側3個、合計6個のマイクを搭載し、外音を取り込む「アンビエントアウェア」「トークスルー」の機能に対応。「ボイスアウェア」機能を利用すると、イヤホンに戻されるマイク入力の音を制御することで、自分の声が聞き取りやすくなります。新たに風切り音の対策を施し、風が強い環境でも高い通話性能とノイズキャンセリング性能を発揮します。これらモードの設定は、ケースのディスプレイ操作で可能。画面を左右にスワイプして設定項目を切り替えられます。
画面がONになるとロック画面が表示されるのですが、アプリから好きな写真を転送してロック画面に設定できる機能を、アップデートで提供することが発表されました。細かい機能ではありますが、身近に持ち歩いて使うイヤホンケースが自分好みにカスタマイズできるのは魅力ですね。
JBL TOUR PRO 2は、ブラックとシャンパンゴールドの2色をラインアップ。価格はオープンで、JBLオンラインストアでの販売価格は3万3000円(税込)です。