宝酒造は、スパークリング清酒「澪」をリニューアルし、3月以降順次切り替えて販売する。また、近年高まっている甘さすっきりのニーズに応えた新製品「澪」<CLEAR>を3月14日(火)に発売する。
2011年に松竹梅白壁蔵より誕生した宝酒造の「澪」は、米と米麹から生まれた新感覚のスパークリング清酒。度数は5度で、マスカットを思わせる風味、ほどよい酸味とほんのり甘い味わいがあり、爽やかな泡立ちが楽しめる。
今回のリニューアルでは、フルーティーさに寄与する2種類の成分をアップし、香りの華やかさと味わいのふくよかさがさらに際立つ味わいに。
新発売する「澪」<CLEAR>は、りんごのようなフルーティーな香りと、さわやかで「甘さすっきり」な味わいに仕上げたという。
「澪」のアンバサダーを務める浅田真央さんは、頑張った自分へのご褒美として「澪」をよく飲むといい、新たに生まれ変わった「澪」について「さらに華やかな味わいになったと思います」「(「澪」<CLEAR>は)よりスッキリとした味わいで、どちらも違った味わいが楽しめる」と試飲した感想をコメント。
「お米の素材だけでこれほどリニューアルできるのは驚きました。私もスケートをさらに進化していけるように、挑戦を続けたい」と語った。
日本酒になじみの薄い若者をターゲットにしつつ、発売当初から海外のマーケットにも積極的に展開してきた「澪」。北米を中心にアジア、ヨーロッパなど42か国で親しまれ、過去10年(2012年度~2022年度)で総輸出量は約7倍に急進している。
リニューアル後は「THE JAPANESE SPARKLING SAKE」を世界共通のコピーとし、日本を代表するスパークリング日本酒のグローバルブランドとしてさらなる育成を目指すとしている。