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「最も過酷なオンライン教育の現場」 ウクライナ前線で軍に志願した大学教授がスマホ片手にリモート授業


2022年2月24日に始まったロシアの侵攻により、ウクライナ政府が発した総動員令で、18〜60歳の男性は原則として出国が制限されており、志願兵として戦う人も多くいると見られます。

そんな中、ニュースメディア『ウクライナ・プラウダ』が一人の兵士がスマートフォンを片手にリモートで大学の講義を行っている姿を報じて注目を集めています。

『ウクライナ・プラウダ』のテレグラム(Telegram)によると、この男性はウジホロド国立大学社会学・社会福祉学科のサンダー・ヒョードル・フェドロビッチ教授。ロシア軍の侵攻初日に軍へ志願して入隊し、現在は激戦地のイジューム方面の部隊で軍務に就いているといいます。フェドロビッチ教授は「私の軍務のスケジュールは、授業に合わせて調整されています」と、部隊の協力によりリモートでの講義が可能にしていると話しています。

Twitterでは、ウクライナ人ジャーナリストのスタニスラフ・アセーエフ氏(@AseyevStanislav)が「ウジゴロド国立大学教授のサンダー・ヒョードルが生徒に講義をしています」と画像付きでツイート。5000以上のRTと約27600の「いいね」を集めています。

「なんて立派な人なんだ」「どんなことがあっても学ぶことを止めることは出来ない」という声のほか、「最も過酷なオンライン教育の現場」といった反応も寄せられていた前線からのリモート授業。軍服を着ながらスマートフォンを手に教える様子は、21世紀の戦争の姿として捉えることができるのではないでしょうか。

※画像はTelegramより
https://t.me/ukrpravda_news/16828 [リンク]

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