![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/2c006a6a9f8351cb768a58a00f35e846_lg.jpg)
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。“蒙古タンメン 中本”といえば、辛旨ラーメンの代名詞的な存在。辛い! だけど旨い! でも辛い! でも旨い! こうしてみんな“中本”中毒になっていく。
最近では店舗で食べられなくても、カップ麺やチルド麺、冷凍麺など各種の監修メニューが出ていて、これがまた軒並み評判がいい。今回はセブン-イレブンで、また新たな方向性の“中本”監修メニューを見つけた。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/9aa5abc7dc78379b6217c26a47adc6e7_lg.jpg)
その名も「中本丼」。11月中旬から発売されており、ファンの中では既に話題になっている商品のようだ。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/c73d618c417c74f74156284084e0851f_lg.jpg)
大将の白根誠さんが監修し、“中本”を丼で再現しようと開発されたメニューらしい。
中本の蒙古タンメンといえば、味噌タンメン+麻婆豆腐である。いわばハイブリッド的なメニューなわけだが、これを白根店主は麻婆丼+中華丼という形で丼にした。このアイデアが面白い。
ただ単に辛い丼を作るのではなく、「タンメン」の部分を「中華丼」にするアイデア、これがまず素晴らしいと思った。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/98bf9aa1b201384c2cc666d5a5d0c1d9_lg.jpg)
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/cd6ca5c9e7e7a7d7b41be48f4b3c2b76_lg.jpg)
器の中で中華餡と麻婆餡がセパレートになっていて、これをご飯にかける。まずは混ぜずにそれぞれを食べて、だんだん混ぜていくとこれがまた美味しい。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2022-01-20/a227c692937a582cdb1d843c8f65491d_lg.jpg)
別添の「激からー油」をかけるとさらに中本風になり、ビリっとしたまっすぐな辛さになる。
ホタテがごろっと入っていたりと具材としても豪華で、麻婆餡の“中本”感がぐいぐい味を引っ張っていく。どんなメニューを作っても中本の色をしっかり出して、しかも美味しいというのが凄い。
これは一食の価値あり。麺だけでなくご飯でも楽しめる“中本”メニューの誕生だ。
(執筆者: 井手隊長)