4月3日、歌手で俳優の星野源さんが「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」というメッセージとともに「うちで踊ろう」という楽曲の動画をSNSにアップした。多くの人がこれに反応しコラボ動画をSNSに投稿、流行となる中で4月12日には安倍晋三首相がSNSに
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。 pic.twitter.com/VEq1P7EvnL—安倍晋三 (@AbeShinzo) 2020年4月12日
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。
かつての日常が失われた中でも、私たちは、SNSや電話を通じて、人と人とのつながりを感じることができます。 いつかまた、きっと、みんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。その明日を生み出すために、今日はうちで・・・。どうか皆様のご協力をお願いします。 #うちで踊ろう #星野源 さん
というメッセージとともにコラボ動画をアップした。
賛否両論となる中、同12日には立憲民主党の蓮舫参議院議員はTwitterにて安倍首相のツイートを引用し
ご自身が自宅でくつろいでいる様子で、国民も自宅待機をして欲しいと言うのでしょうか。
医療現場、福祉関係の現場、ライフライン維持をされている方々、生活のために仕事を休めない方々の気持ちに応えるには、自身の自宅映像や芸能人映像ではなく「自粛と補償はセット」の政策を、安倍総理。 https://t.co/nR172jzKas
—蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) 2020年4月12日
ご自身が自宅でくつろいでいる様子で、国民も自宅待機をして欲しいと言うのでしょうか。
医療現場、福祉関係の現場、ライフライン維持をされている方々、生活のために仕事を休めない方々の気持ちに応えるには、自身の自宅映像や芸能人映像ではなく「自粛と補償はセット」の政策を、安倍総理。
とツイートを行う。また、Instagramでは
これだけは言いたいのです。
危機の最中、国のトップがするべきことが違う、と。
医療現場、福祉の現場、ライフラインを守るために働く方々、生活のために働かざるを得ない方々、家にいられない環境を補償するのが政治です。
総理がすべきは「自粛と補償はセット」の政策を今すぐ実行すること。家でくつろぐ姿をSNSにあげることではない。
しかも、極めて政治性の高い投稿なのに星野さんの事務所、ご本人には事前連絡がないという不見識には言葉を失いました。これも国会で問い正していきます。
#sns #SNS #ツィッター #Twitter #総理大臣 #勘違い #間違い
というコメントとともに首相のツイートのキャプチャ画像を投稿した。
蓮舫議員の投稿について、Twitterでは批判の声が、Instagramでは賛同の声が多いように思われた。また、「国会で問い正していきます」という発言に対しては、「国会でやるような問題なのか」と疑問視する意見も多かったようである。
※画像は『Twitter』より
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