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「Twitter民の力を貸してください」 千曲川氾濫被害のキタイチ果樹園がりんごのSNS販売を実施中



2019年10月に日本を襲った台風19号。特に長野県千曲川流域は氾濫によって大きな被害を受けましたが、長野市赤沼で大正時代から続くキタイチ果樹園の北澤一樹さん(@kitaichikajyuen)が「Twitter民の力を貸してください」として、無事だった畑のりんごを販売を告知。ダイレクトメッセージなどでも注文を受け付けています。





【Twitter民の力を貸してください】台風19号の影響で長野県の千曲川の堤防が決壊。両親が営むりんご園は決壊地点から約1km。ほとんどは出荷できなくなったが、無事だった畑のりんごを販売中。旬が過ぎ実も柔らかくなり、販売は2月末までを予定。RTといいねをお願いします。



東京で事業開発支援会社を経営している北澤さんは、台風の被害後に求職して実家の復旧に従事。りんご畑は約2.8ヘクタールのうち2/3以上が浸水してしまい、浸水した自宅や農作業小屋の片付けもあり、12月になってようやく残ったりんごの収穫に取りかかれたとのこと。


FacebookやTwitterで1月から発信をはじめたという北澤さんによると、「自分の友達やネットを通じてはじめて知っていただいた方に購入してもらっています。購入してくれた方は、SNSで『#キタイチ果樹園』をつけて、りんごの写真やりんごで作った料理を投稿してくれたり、リピーターになっていただいています。『ご老人の方、お子さん、ペットも大喜びです』との声もたくさんあり本当に嬉しいです」とのこと。また、北澤さんのネットでの活動を地元テレビ局・新聞が取り上げたことにより、さらに注目度が増しています。


SNSで繋がれたユーザーに対して、北澤さんは「ご縁に心から感謝しています。皆さんの応援が励みになります。今季限りやりんごのお付き合いだけではなく、今後も繋がりを持っていきたいと考えています」とコメント。過去にも台風に被害のあった果樹園が「落ちないりんご」として話題になったことがありましたが、自然の猛威に耐えたりんごと考えれば、よりその酸味や甘みが沁みるのではないでしょうか。


価格は10キロ6000円、5キロ3500円(税込・送料込)。受付は2月末まで予定。


※トップ画像はTwitterより

https://twitter.com/kitaichikajyuen/status/1229434803625152513 [リンク]


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