かつてはダチョウ倶楽部・上島竜兵におごってもらうため、普通の預金通帳とは別に、残高0円という衝撃の預金通帳を持ち歩き、見せていたと語っていたのが、何を隠そう、有吉弘行である。
だが彼もレギュラー10本以上の売れっ子となり、すっかりライフスタイルも変化したようだ。14日の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、さらっと高額であろうインプラントの治療経験を告白。ただマツコ・デラックスは金額ではなく「怖くてできない」と尻込みしていた。
また『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では去年、意外にも木村拓哉からジム通いをしていることを暴露された。ランニングマシンに乗って汗だくで全力疾走していた姿をバッチリ木村に目撃されていたのである。
ストイックな一面と同時に、彼が変化していると思われるのが美意識だ。今年1月の特番『有吉クイズ』(テレビ朝日系)では、体の見えにくい部分の脱毛に興味があるということで体験していた。
そんな心に余裕ができた有吉だから、時に後輩を励ますこともある。『有吉ジャポン』(TBS系)の中で、アパレルブランドを立ち上げると告げたEXITに「こういうの売れる時に、やっぱりそういう商売しないとなって思うよ」とエールを送り、「すぐカッコつけんのよ芸人って。“それ芸人っぽくないでしょ”とかさ、“それ恥ずかしいでしょ”とか」「何でもやったらいい。根こそぎやるんだよ!」と奮起を促していた。
だが一方、そんな発言に矛盾を感じることも。2月初旬の彼のラジオでは、雨上がり決死隊・宮迫博之について「今、YouTuberになっちゃったから」と指摘し、「YouTuberと、テレビって、全然違うでしょ。すみ分けがあるじゃない」と言っていたのだ。基本「なんでもやる理論」の彼も、どこかでブレているのではないか……というゲスの勘ぐりも気にならないくらい、有吉は今や稼ぎまくっている。これからどんなふうに変わっていくのだろうか。
(執筆者: genkanaketara)
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