米ネバダ州ラスベガスで開催中のCES 2020で、メルセデス・ベンツが映画「アバター」にインスパイアされた電気自動車のコンセプトカー「VISION AVTR」を公開しました。
The future of mobility is here! Mercedes-Benz is thrilled to announce a new partnership inspired by the @officialavatar sequels showcasing our collective drive for innovation, creativity and authenticity #VISIONAVTRpic.twitter.com/r0R2uEGiRM—Mercedes-Benz (@MercedesBenz) 2020年1月7日
https://twitter.com/MercedesBenz/status/1214427402203533313
VISION AVTRのコンセプトは、環境への悪影響がゼロという意味の“ゼロインパクトカー”となっています。インテリアの素材は、古着やペットボトルをリサイクルしたDINAMICAの人工レザーが使用されています。
VISION AVTRは、ホイールに近い構造の電動モーター4個を搭載した4輪駆動。出力は350キロワット。バッテリーは、100%リサイクル可能な有機電池で出来ています。
うろこのような「バイオニックフラップ」と呼ばれる太陽電池。車体には33個の「バイオニックフラップ」が設置されています。
運転をするには、まず生体認証で運転者とVISION AVTRのコントロールユニットを接続。ハンドルではなく車内中央にあるコントローラーを直感的に操作して行います。
車外の景色を見るのはフロントガラス越しではなく、ダッシュボードに代わって設置されている車内ディスプレイとなります。ディスプレイには、車両及び周辺の様子がリアルタイム3Dグラフィックで表示されます。同時に車両前方の道路上の状態も表示します。
VISION AVTRはあくまでコンセプトカーですが、このような車が当たり前のように公道を走る日もそう遠くない気がします。
※画像とソース:
https://media.daimler.com/marsMediaSite/en/instance/ko/Consumer-Electronics-Show-CES-2020.xhtml?oid=45322778&ls=L2VuL2luc3RhbmNlL2tvLnhodG1sP3JlbElkPTYwODI5JmZyb21PaWQ9NDgzNjI1OCZib3JkZXJzPXRydWUmcmVzdWx0SW5mb1R5cGVJZD00MDYyNg!!&rs=3
https://www.mercedes-benz.com/en/vehicles/passenger-cars/mercedes-benz-concept-cars/vision-avtr/
(執筆者: 6PAC)
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