ドイツのハンブルクで、車体全体が金色のフィルムに包まれまばゆいばかりに光り輝くポルシェが、「まぶしすぎて周囲のドライバーの視界を奪う恐れがある」との理由で摘発されました。
まぶしすぎる『ポルシェ・パナメーラ ターボ』(ポルシェ公式サイトによると車両本体価格2377万円)を運転していた31才の男が摘発されたのは二度。一度目は2週間前。警察がわざわざ反射を測定して危険を確認した上で、金色のフィルムを剥がして免許証を再登録するよう命令していたのですが、男はそれを無視して一時的に返還されたポルシェで走り続けていたために、数日後、今度は鍵と登録書類とナンバープレートを没収されてしまいました。金額は明かされていませんが、男には罰金が科せられ、フィルムを剥がすまでは運転を許されなくなったそうです。
ドイツでは、このポルシェが捕まる1週間前にも同じハンブルクで、全身金ピカの740馬力・数千万円のランボルギーニ(アヴェンタドール?)が摘発され、2018年4月にはベルリンで、同じく金ピカのランボルギーニが摘発されたことがありました。
現地では車体全体をラッピングするのにはおよそ30万円から60万円ほどの費用がかかりますが、剥がすのも塗装より簡単で安いために、目立ちたがり屋な人たちの間で人気のオプションになっています。結婚式、誕生日、サッカーの試合の後などには派手なラッピングをした“交通フーリガン”が街にパレードに繰り出すことが増えていて、警察は摘発を強化しているそうです。
画像とソース引用:『morgenpost.de』より
https://www.morgenpost.de/vermischtes/article216947057/Porsche-In-Goldfolie-in-Hamburg-abgeschleppt-Das-sagt-die-Polizei-dazu.html[リンク]
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