海外版ファミコン『ニンテンドーエンターテインメントシステム(NES)』向けに発売される予定だったのに、日の目を見ることなく埋もれていたプロレスゲームが発見されました。発見されたのは、今はなき日本のゲーム会社“セタ”が、1989年に発売を予定していたプロレスゲーム『UWC』。『UWC』は、かつて実在したアメリカのプロレス団体の名称です。
View this post on Instagram Stephan Reeseさん(@archon1981)がシェアした投稿 –2019年 3月月5日午後9時24分PST
https://www.instagram.com/p/Bup69qGlQfG/
発見したのはStephan Reeseさんというアメリカ人です。プロレスファンの元任天堂社員が保管していたプロトタイプの『UWC』ROMカートリッジを購入したそうです。
UNRELEASED NES GAME: UWC for the Nintendo Entertainment System by Seta (YouTube)
https://youtu.be/sc-LFNNmMV4
『YouTube』ではプレイ動画を公開しています。
レスラーは計8名。昔懐かしいリック・フレアーの名前もあります。
なんともレトロなプレイ画面ですね。
場外乱闘もします。
Stephanさんによると、なぜ発売されなかったのかはわからないとのことです。『UWC』側とのライセンス契約がまとまらなかった可能性もありそうですね。元“セタ”社員で、このプロトタイプの開発に携わった方の目には『UWC』のプレイ動画がどう映るのでしょうか? 苦い思い出なのか、楽しかった日々の思い出なのか……。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=sc-LFNNmMV4
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』