野生動物専門のイギリス人フォトグラファー、Will Burrard-Lucasさんが、ケニアのライキピアにある自然保護区内に設置したモーションセンサー搭載カメラで黒ヒョウの撮影に成功しました。アフリカで黒ヒョウが撮影されたのは過去100年間で初めてと言われています。
インドを旅行中に、ケニアで黒ヒョウが目撃されたという話を聞いたWillさんは、そのままケニアに向かったそうです。ライキピア到着後、黒ヒョウを目撃したという地元の人から、黒ヒョウの習性や縄張りなどの情報を得て、黒ヒョウの通り道と思われる場所にモーションセンサーが搭載されたカメラを複数台設置しました。
カメラを設置してからしばらくしてモニターをチェックすると、そこには念願の黒ヒョウの姿が。
My quest to photograph the African Black Leopard (YouTube)
https://youtu.be/ncHaQ_jG9Xs
Willさんは、黒ヒョウの撮影に成功するまでの映像を『YouTube』で公開しています。
アルビニズムはメラニンが欠乏することで体が白くなる生物の個体のことですが、黒ヒョウはアルビニズムとは正反対のメラニズムの個体となります。ナショナルジオグラフィックによれば、ケニアにおける黒ヒョウの存在は何十年も報告されてきましたが、科学的な存在確認は極めて稀とのことです。
※画像:
http://blog.burrard-lucas.com/2019/02/black-leopard-in-africa/
※ソース:
https://www.nationalgeographic.com/animals/2019/02/rare-black-panther-spotted-in-africa-century/
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