ソフトバンクロボティクスのロボット・Pepper(ペッパー)。法人向けモデルの『Pepper for Biz』3年契約の期限である2018年10月を機に、更新予定の企業が少ないことを指摘した記事が『週刊朝日』11月2日号に掲載されています。
ペッパー君さようなら 8割超が“もう要らない” https://t.co/CZ41eHSbIKpic.twitter.com/BZulpGUWru
—AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) 2018年10月24日
ここで脚光を浴びたのは、2016年秋からの実証実験を経て、現在では全店舗にPepperを導入しているはま寿司。ネットでは「バリバリ働いている」「上手に使いこなしている」といった声が上がっています。
ペッパー君リストラとか言われてるけど、はま寿司では帽子のラインが黄色なので店長待遇でバリバリ働いていますよ(*´ω`*) pic.twitter.com/EthQKHFxB0
—魔鎖夜氏 (@kuroi32gtr) 2018年10月27日
ゼンショーホールディングスによると、Pepperの導入の経緯について、「発券機だけでも対応は可能ですが、外食の基本である接客を大切にし、人対人のコミュニケーションにより近い形にするため。お客様の目に留まりやすく、お客様が身構えることなく自然に受付をしていただけます」といい、「それまで1人の従業員がお会計やお持ち帰り、テーブルの片付けをご案内業務と併行して行っておりました。Pepperがご案内業務を行ってくれるおかげで、従業員がご案内業務に回る必要がなくなり、サービスの質が向上しました。また、Pepperが入口にいることでお客様(特にお子様)に待ち時間を楽しんでいただいております」と強調。Pepperのことを「愛着のある従業員の一員」といいます。
空席を照会してスムーズに来客を案内できるため、『Twitter』では「優秀」「割り振り上手」という声が上がっていたはま寿司のPepper。日本語のほかに英語と中国語にも対応しており、インバウンド需要が高まっている中で、従業員の負担を軽減している面もあるのではないでしょうか。「かわいい」「やさしい」という反応も多数上がっており、十二分にその実力を発揮しているといえそうです。
はま寿司
https://www.hamazushi.com/hamazushi/index.html [リンク]
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