2018年5月6日のアメリカンフットボール日本大学対関西学院大学の定期戦で、日大の選手が危険なタックルで相手選手を負傷させた問題で、2018年5月22日に当事者の選手が記者会見を開き、被害選手とその家族、関学とアメフト関係者への謝罪を行いました。
その会見の席上、弁護士が当事者選手の顔のアップでの写真や放送に配慮を求める一幕がありましたが、NHKを含めたテレビ各局は実名と一緒に顔が分かるように放送。各新聞、スポーツ紙も選手の顔がはっきりと写った写真を用いています。
そんな中、『アメリカンフットボール・マガジン』を刊行しているベースボールマガジン社のサイトは、会見の引きの画像2枚と本人が頭を下げている画像を掲載。弁護士からの依頼を守っていることに対して、称賛の声が上がっています。
弁護士が最初に配慮をお願いしていた日大選手の顔のアップの写真は一枚も使用せず、
余計な編集はせずに陳述書をそのまま見せてくれるベースボール・マガジン社さん。
とても信用できる出版社さんだと思いました。
https://t.co/udJrCEjWho—ばかりんごP (@purplebakaringo) 2018年5月22日
弁護士が最初に配慮をお願いしていた日大選手の顔のアップの写真は一枚も使用せず、
余計な編集はせずに陳述書をそのまま見せてくれるベースボール・マガジン社さん。
とても信用できる出版社さんだと思いました。
また、「質問は1社1回まで」という司会者からのアナウンスを無視されたことを指摘するツイートもありました。
日大選手の記者会見にて司会者より「質問は1人1つまで」とアナウンスがありましたが、質問者ごとによる質問の回数を纏めましたのでご覧ください pic.twitter.com/SG9YRXCJdN
—そ“ね” (@zone_for_food) 2018年5月22日
日大選手の記者会見にて司会者より「質問は1人1つまで」とアナウンスがありましたが、質問者ごとによる質問の回数を纏めましたのでご覧ください
各メディアの姿勢については、次のようなツイートも。
日大事件の記者会見は、大学体育会系の闇だけじゃなく、日本社会全体の闇を図らずも映し出してる気がする。撮るなとお願いされても撮り続けるテレビ、質問制限数御構い無しの記者会見。カメラマンも記者も「とってこい」と上から言われてるのだということはこの社会で生きてる人間ならなんとなくわかる
—つゆぴ@18千早回3 (@tsuyup) 2018年5月22日
日大事件の記者会見は、大学体育会系の闇だけじゃなく、日本社会全体の闇を図らずも映し出してる気がする。撮るなとお願いされても撮り続けるテレビ、質問制限数御構い無しの記者会見。カメラマンも記者も「とってこい」と上から言われてるのだということはこの社会で生きてる人間ならなんとなくわかる
日本社会の縮図が凝縮されているかのような、今回のアメフト問題とその報道。ネット社会では、その視線が事件・事故そのものだけでなく、メディアの姿勢も問われているということを肝に銘じたいところです。
監督・コーチから反則行為の指示があった 日大のディフェンスラインが会見(ベースボール・マガジン社WEB)
https://www.bbm-japan.com/_ct/17170362 [リンク]
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