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羽生結弦選手の2連覇や、スピードスケートなど大きな盛り上がりを見せて閉幕したピョンチャンオリンピック。日本人選手の活躍に、テレビに釘付けとなった人も多いだろう。
毎日2400人からテレビの視聴データを回収しているテレビウォッチャーの満足度調査を元に、ピョンチャン五輪を振り返ってみた。
開会式よりも閉会式の満足度は上昇
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ピョンチャン五輪の開会式は、満足度3.44を記録。(5段階評価)2012年以降に開催された夏季冬季オリンピックでも最低の満足度となってしまった。その背景には、北朝鮮が参加することへの政治的介入など多くの要素があげられた。
しかし、閉会式では満足度は3.56へと上昇した。過去の大会では、ロンドン五輪(中継)開会式満足度3.59→閉会式満足度3.26、ソチ五輪(中継)開会式満足度3.66→閉会式満足度3.64と、開会式よりも閉会式の方が低い満足度となっている。リオ五輪は開会式満足度3.58→閉会式満足度3.90と跳ね上がっているが、これは東京五輪への引き継ぎが行われたことに対しての満足度である。
今回、ピョンチャン五輪の満足度が開会式から閉会式にかけて上昇したのは、演出などの要素よりも、ピョンチャン五輪での日本人選手の活躍があったからこそであろう。開会式と閉会式の満足度からも、ピョンチャン五輪の盛り上がりが見えてきた。
金メダルの瞬間。最高満足度はやはり羽生結弦
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スポーツにおける満足度は、結果が良い方が高くなる。それを踏まえたうえで、金メダルを獲得した4つの競技の満足度を比較してみた。
「フィギュアスケート 男子シングル・フリー」満足度4.45
「スピードスケート女子500m決勝」満足度4.28
「スピードスケート男女団体パシュート決勝」満足度4.32
「スピードスケート 女/男マススタート準決勝・決勝」満足度4.16
金メダルを獲得した放送の満足度は、5段階評価で満足度4以上を記録しており、全ての競技が高い満足度であったことがわかる。ただし、その中でも最も高い満足度を獲得したのは、やはり羽生結弦選手の「フィギュアスケート 男子シングル・フリー」であった。
もちろんこの満足度には銀メダルに輝いた宇野昌磨選手の功績も欠かせないだろうが、羽生結弦選手なくしてはこの高満足度は生まれなかっただろう。
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(執筆者: テレビウォッチャー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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