黒田鉄山という、武術家の「居合抜き」の動画を紹介したい。この動画、複製も含めてネット上に数多く拡散されているのだが、いずれの動画も「動きが見えない」というコメントであふれているのだ。
・再生50秒辺りくらいの抜く手が何度見返しても見えない。
・抜刀のスピードがハンパない。重たい日本刀で脅威的
・2回目抜くの早すぎでしょ 気づいたら斬られてた感半端ないｗ
・実際に真剣で立ち会ったら何も出来ずに斬られそうだぜ
・いやいやいや50秒って最初から抜いてあるんだよな？全然見えん
・刀がワープしてるようにしか見えないｗ
・コマ送りして確認すると抜き始めて真っ直ぐ持つまで0.3秒くらいだ
・気づいたときには切られてるなコレ・・
・刀を抜くまでの加速が静止した状態ですでに終わっている。さすがに見事、達人の神技。
問題の動画はこれだ。（50秒近辺から再生）
https://youtu.be/t93ThAl7M00?t=48s
1回目の動きは、目で追えることは追える（とはいえ、対面していたら即座に斬られていると思うが）。しかし、問題は2回目。50秒近辺で2回目の抜刀をしているのだが、本当に「見えない」。
刀に手を掛けた次の瞬間、切っ先は既に相手の方向に向いているのだ。
wikipediaによれば黒田鉄山氏は「『動きを消すこと』をキーワードとして古武道の研鑽と研究を積」んでいるという。氏の神髄が見える動画と言えよう。
※画像はYouTubeよりスクリーンショットの形で引用
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
