9月14日、電子記憶ゲーム『サイモン エア』の2017年リニューアル版発売を受けて、販売元のタカラトミーがYouTuber3組(“アバンティーズ”“桐崎栄二”“いおりくんTV”)に挑戦状を叩きつけた。
突然の声明だったが、YouTuber3組もこれを承諾。タカラトミーの『サイモン エア』担当者はそれぞれのYouTuberに異なる課題を与え、チャレンジに失敗したYouTuberにはなにかしらの罰ゲームを課すことを宣言した。
今回挑戦するYouTuberは“アバンティーズ”“桐崎栄二”“いおりくんTV”の3組。アバンティーズはそらちぃ・ツリメ・エイジ・リクヲの4人組ユニットで、YouTuberオンリーグラビアマガジン『Star Creators!~YouTuberの本~』(KADOKAWA)で表紙も飾った経歴を持つ実力派集団。桐崎は日常での出来事を動画投稿することで人気のYouTuber。そしていおりくんTVは、多くのキッズYouTuberの中でも映像技術の高さに定評がある。
タカラトミーからアバンティーズに与えられた課題は
「2組に分かれてクラシックモード合計レベル20をクリアせよ!」
桐崎栄二への課題は
「家族と協力しながらシングルモードでレベル8までクリアせよ!」
いおりくんTVに与えられた課題は
「パパかママと協力してダブルスモードを10回クリアせよ!」
というもの。3組は既にクリアに向けて練習に入ったとのことで、今後公開されていく動画の内容にも期待できそうだ。
『サイモン エア』は、円形の玩具についている赤・青・黄・緑の4色のライトがランダムに点滅し、それを順番に記憶して同じ色のパネルに手をかざすことで記憶力の限界にチャレンジする電子記憶ゲームだ。ライトの色と合わせた音が鳴るため、ライトの色と音を組み合わせて記憶することもプレイするうえで必要となってくる。
ゲーム形式には、様々なテクニックと記憶力を駆使して全16ステージを攻略していく「シングルモード」、2人で協力し、4色同時に光るランプなどをクリアしていく「ダブルスモード」、ただひたすらに増え続ける光の点滅順を覚えながらレベル100を目指すストイックな「クラシックモード」の3種類が存在する。リニューアルとなる2017年度版商品は電池同梱ですぐに遊べるお手軽さが売りで、定価は3500円(税別)。
※リニューアル版はこのパッケージが目印
同商品のルーツとなる『サイモン』は現行製品とは異なるプッシュボタン式で、1978年に米国のハズブロ社から発売された電子ゲームの草分け的存在。テレビゲームもまだなかった時代に、光って音の鳴るという斬新な仕様と、シンプルで繰り返しチャレンジしたくなる楽しさで人気が爆発、世界中を席巻したヒット商品。国内ではセガトイズの前身となった米澤玩具が発売していた。
その後も様々な派生商品をリリースした『サイモン』だが、2013年に第二世代となる『サイモン スワイプ(日本未発売)』を発表。これは触れるだけでプレイができるセンサーを導入した現行製品の原型になったもので、ボタン式と比較して素早い操作が可能になった。
そして2016年にはさらに進化し、タッチフリー方式を採用し、触れることなくプレイできるようになったのが現行サイモンの『サイモン エア』だ。見た目も従来の『サイモン』と比べるとよりスタイリッシュなものとなり、これまで以上に感覚的にプレイできるようになった。リニューアルした2017年度版発売を機に新しいテクニックやプレイスタイルの登場が世界的にも話題になりつつある。
今後、挑戦状が届いたYouTuberたちは、『サイモン エア』に挑戦した動画を『YouTube』にアップロードしていく。ガジェット通信では結果発表と動画の寸評を公開する予定だ。今回の挑戦状がどういった結果をもたらすことになるのか大いに期待しよう。
サイモン エア(SIMON AIR)|タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/products/simonair/
※YouTuber 3組の動画は10月13日(金)に公開予定
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』