大人気アニメ『けものフレンズ』の世界観が楽しめる「ジャパリカフェ」が東京・原宿にて期間限定でオープン中。連日多くのファンが訪れています。
某日、この噂を聞きつけた4人のフレンズがカフェを訪問! キュートでおいしいメニューを楽しむ、本宮佳奈さん(フェネック)、築田行子さん(フンボルトペンギン)、根本流風さん(コウテイペンギン)、根本流風さん(ジェンツーペンギン)に色々とお話を伺いました。
※小野早稀さん(アライグマ)は、インタビュー後に急遽駆けつけました!
「ジャパリカフェ」でワイワイするフレンズたち。
フェネックちゃん&PPPのみんなにインタビュー!
―アニメ『けものフレンズ』が社会現象的ブームになったことは、皆さん実感されていますか?
一同:はい!
本宮:でもスタッフさんたちを含め、自分たちが一番ブームになっていることに気付くのが遅かった様な気がします。
築田:うんうん、水族館に行ったことがネットのニュースになっていてビックリしました(笑)。
本宮:それまでもステージやイベントが決まるたびに反響は感じていたのですが、やっぱり『Mステ』に出させていただくことが決まった時の反響は凄まじかったです。
根本:これまでは人気アニメの一つ、という感じだったのが、『Mステ』に出ることの出来るアニメってそうそうないので。すごいことになっていたんだなって思いました。
―『Mステ』出演後はお友達から連絡がガンガンきたんじゃないですか?
一同:たくさん来ました(笑)。
田村:本番終わって携帯を見たら、200件くらいLINEが来ていてビックリしました。
本宮:何年も連絡が来ていない知り合いからも「見たよ!」って(笑)。
根本:「覚えてる〜?」っていう連絡も結構きました(笑)。
築田:友達がもともとテレビを持っていなかったそうなんですが、『Mステ』を観るためにテレビを買ってくれたそうで、嬉しかったです!
―皆さんが演じたキャラクターですが、最初の印象と、演じるうちに変化したことってありますか?
本宮:最初オーディションで、フェネックはツッコミキャラというかしっかりしているキャラクターだと思ったので、自分では声を低めに作っていきました。でも「みんなに愛されるキャラにしよう」というディレクションから、現在のキーまで上がってきました。役作りにはそんな変化がありました。
性格的には、フェネックは思っている以上にアライさんが好きなんだな〜って(笑)。フェネックが明るいアライさんについて行きたくなっちゃう気持ちっていうのは私もなんとなく分かるんですね。2人がいつも一緒にいる理由がなんとなく見えた気がします。
築田:私はフンボルトペンギン役なんですけど、役をいただいた時にキャラクター設定の紙をいただいて「天然な子」ってあったんですね。なので私は天然でちょっと引っ込み思案なところがあるのかな、って思っていたんですけど、アフレコの時に台本を読んだらすごくマイペースな子で。周りのことをあんまり気にしないで、自分の興味があることばっかりみたいな。1つネジが外れちゃってるみたいな役で(笑)。そういうキャラクターだと思っていなかったので演じ方は変わりました。
根本:コウテイペンギンはクールというか、みんなをまとめる頼れる存在なんですけど、実は『ようこそジャパリパークへ』と『大空ドリーマー』は、アフレコ前に録音したのでキャラがそれぞれ違っていたりしてるんです。楽曲の時は「お姉さん」感が強いのですが、アニメではリーダーだけど責任に押しつぶされそうな不安感が前に出てきました。しっかりしているけど悩んでしまう普通の女の子なんだな、と気付いた時にすごく親近感を覚えました。
田村:ジェンツーペンギンは最初の印象では、天然でアイドルを一生懸命目指している子なのかと思っていましたが、台本に書かれているセリフでは意外にツッコミ役でした。コウテイペンギンが白目になって固まっている時にすかさずツッコんでいたり、ふわふわしているだけじゃなくてしっかりしているところもあるんだなって。この子はみんなのことが大好きで、ずっと「PPP」として活動していきたいと思っているんだろうなと感じて、より好きになりました。
―演じたキャラクターと自分自身と似てるところ・似てないところってありますか?
本宮:全然似ていません。私はどちらかというとアライさんの性格に近いと思います。そして、アライさん役の小野早稀ちゃんはフェネックっぽいという、キャラクターと本人の性格がクロスしている感じです。
根本:でも、ちゃんさき(小野早稀)のことが大好きっていうところは、アライさんが大好きなフェネックと似ているよ!
本宮:そうだよね(笑)。小野早稀ちゃんと一緒の時間が長いので、すごく仲良くさせていただいていて、いつも一緒にいるってところは似ていますね。
築田:私は……、みんなに「マイペースな部分が似ているね」って言われることが多いんですけど、フルルちゃんは楽観的で細かいことをあんまり考えていなくて、私はネガティブに考えすぎちゃうところが多いので、うらやましいなって思います。
根本:さきほども言ったとおり、お姉さんっぽさが前面に出ていて、演じきらないといけないという気持ちでした、でもアニメになって親しみやすさが増して。緊張するところもめちゃめちゃ似ているし、周りの目を気にするところとか、一人一人の行動をちゃんと見ているところとか、近いところがあるなと思います。でも、白目をむいたことはないかな……(笑)。
田村:私もフルルちゃんと一緒で似ていると言われることが多いんですけど、ジェーンちゃんの場合は自分からは似ているって言いづらくて……。ジェーンちゃん、すごくいい子なので(笑)。でも、ありがたいことに似ていると言っていただくことが多いので、私もジェーンちゃんみたいな子にならなきゃ! と思っています。あと最近思うのが「PPP」も「どうぶつビスケッツ」のみんなも、だんだんキャラクターに寄ってきているなって。
本宮:私もフェネックに顔が似てるねって言われることが多くて。
築田・根本・田村:似てる〜!
根本:服装も似てるよねってスタッフさんと話していたの。
本宮:ちゃんさき(小野早稀)も水色っぽい服が自然と増えて、アライさん風になっていたり、意識して買ったりそろえているわけではないんですけど、自然と似てきちゃうんです。
―やっぱりその動物のグッズが売っていたらつい買っちゃったりするんですか?
田村:『けものフレンズ』によって、これまであまり有名ではなかった動物がみんなに知られる様になりましたよね。サーバルキャットとか。私はぬいぐるみを買うことが多いんですけど、今までなんとなく見ていた動物が「あ、これこの種類のペンギンだったんだ」とか分かる様になってきて。
根本:私はもともとペンギンが好きで、子供の頃から水族館でペンギンの前に何時間もはりついていたくらいで。なので、昔から応援してくださっているファンの方はコウテイペンギン役が決まった時にすごく喜んでくれて。事務所のプロフィールにも「趣味:ペンギングッズあつめ」と書いていて、たまに『けものフレンズ』に便乗していると言われることもあるんですけど、前から書いていました! と主張しておきます(笑)。
―役柄に関係なく、皆さんが好きな動物ってなんですか?
本宮:私はデグーの「きすけ」を飼っているんですけど、毎日癒してもらっていて。もともとげっ歯類が好きなので、リスとかハムスターとかずっと好きだったんですけど、今は断然デグー推しです!
根本:イベントでずーっとデグーのきすけの話をし続けるんですよ。
築田:それでその場が凍る(笑)。
本宮:っていうのがいつもの流れです(笑)。
田村:iPhoneのロック画面も待ち受け画面もTwitterのヘッダー画像もきすけの画像にしていてガチだなって。
本宮:えっ? 当たり前じゃない?(真顔で)でも動物を飼っている人なら絶対分かると思いますこの気持ち、愛!
築田:私は実家で「ボブ」っていう黒いウサギを飼っていたんですけど、北海道で外に出しておくことが多くて、ある日いなくなってしまったんですね……。おそらくですけどキツネにもっていかれてしまったんだと思います……。私の家の前の道が結構なけもの道で雪に動物の足跡が残っていたので、おそらくキツネじゃないかと。
本宮:ボブ……。
田村:私はどの動物も好きなんですけど、特に犬が好きで、ずっと飼いたいな〜って思っています。でもかっこいいからオオカミにも惹かれちゃうんですけど。
根本:響ちゃんだとどうしてもヤギをイメージしちゃう。
田村:ちょっと、私がヤギみたいのはやめて(笑)。高校生のときに沖縄で自給自足を体験する山村留学というのがあって、畑を耕したり海でもずくをとったりしていたんですけど、「ヤギを捕まえる」って授業があって。私自身はヤギを捕まえたことはないんですけど、その話をしたら「ヤギを捕まえるのが得意なフレンズ」ってことになっちゃったんです。
本宮・築田・根本:笑
―現在「ジャパリカフェ」が大人気営業中なんですが、カフェに一緒に行きたいフレンズって誰ですか?
本宮:私は、アライさんです!
―ですよね!
本宮:ですよねって言われちゃった(笑)。でも、ちゃんと理由があって、アライさんってなんでも喜んで「おいしいのだ!」って言ってくれそうじゃないですか。ほっぺとか大きくふくらませて。その可愛いアライさんを眺めていたいです。
築田:私はフルルと一緒に行きたいです! ジャパリまんが大好きなので、食べさせてあげたいです。
田村:私はサーバルちゃん。最初はかばんちゃんだと思ったんですけど、サーバルちゃんのほうが「なにこれ?!」って好奇心が強くて見ていて面白そうだなと思って。
根本:めっちゃ悩むんですけど、せるりあん! カフェのトイレがせるりあんと聞いたので、そこに誘い込んでハントしたいですね。
本宮:フレンズが集まってるから、みんなやられちゃうよ〜。
カフェの店内にはトイレ以外にもせるりあんモチーフのライトなどがある。
セルリアンをやっつけろ!ラムネアイスソーダ(650円)
セルリアンドリンクに興味津々!
―最後に、個人的に気になったんですけど「PPP予告」の部分って台本あったんですか?
根本:全くないですね! 「PPP予告」っていうとこと「今週は○○を学ぶよ」っていうところだけ決まっていて、あとは全部アドリブで。動物の知識だけメモ帳にされていて、それを踏まえてキャラクターとして読むという感じです。それで、毎回メインで主に1人がしゃべるんですけど、その子だけメモを見れるんです。
田村:毎回何が選ばれるか分からないので、「〜らしいよ!」「へ〜」って探り合いでした。
根本:あと、本編の前に「PPP予告」を録音していたので、音響監督さんに「あの時の予告の声でやってよ」と言われても、無意識にやっていてもう覚えていなかったり。
田村:なので、予告編と本編で一人称がバラバラだったりするんです。
築田:イワビー(イワトビペンギン)がプリンセスのことをロイヤルって呼んでいて、本編ではプリンセスって呼んでいるので“考察班”が色々深読みしてくださっていたんですけど、本当に意味はないんです(笑)。
―『けものフレンズ』の考察班たちはすごかったですものね(笑)。
本宮:監督がこっそり仕込んでいることを皆さん見事に解読したりするんですよね。私たちもみなさんの考察を読んで「そういうことだったのか!」って気づいたり。
―本当にそうですね、私も毎回よく思いつくな〜って感心してました。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
店内にはかわいいフレンズがいっぱい!
席予約特典のコースター。ウッド調のデザインがオシャレ。
お野菜ごろっと彩りカレー(1,300円)
すごーい!!サーバルちゃんのデミグラスオムライス(1,300円)
すごいよ!かばんちゃん!一斤丸ごとシチューポッド(1,500円)
ふわぁぁぁ!いらっしゃぁい!よぉこそジャパリカフェへ〜!キャンディでまぜて どうぞどうぞ!あっぷるみんとのこうちゃ(650円)
ジャパリカフェのフレンズカフェラテ(650円)
どうぶつビスケッツxPPP「ようこそジャパリパークへ」パフェ(1,200円)※ポストカード付き!
ジャパリパーク名物じゃぱりまん(1,200円)
限定グッズももりだくさん!
『ジャパリカフェ』
http://japaricafe.jp
開催期間:2017年4月29日〜
開催場所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-30-3 ニューアートビル1F
電話番号:03-6427-9629
営業時間:11:00〜21:00(10:00〜整理券配布)
席数:43席