作家でブロガーの、”はあちゅう”さん(@ha_chu)の
電通の先輩が、
「CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚しろ。世間にはおそるべき量のおそるべきバカがいる。そしてそれが日本の『普通の人』だ」
って言ってたの、一番役に立ってる教えの一つだ。
—はあちゅう (@ha_chu) 2017年1月30日
電通の先輩が、
「CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚しろ。世間にはおそるべき量のおそるべきバカがいる。そしてそれが日本の『普通の人』だ」
って言ってたの、一番役に立ってる教えの一つだ。
という1月30日のツイートが波紋を広げている。
参考記事:「電通の先輩『CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ』」 ブロガー・はあちゅうさんのツイートに反響
http://getnews.jp/archives/1613948[リンク]
賛否両論、さまざまな意見が寄せられる中、脳科学者の茂木健一郎さん(@kenichiromogi)は翌1月31日朝に上記ツイートを引用し
うわあ、偏差値なんてことを言ってはいかんぜよ。。。偏差値なんてことを軽々しく言うこと自体が、あまり頭がよくないこと、知的負荷が低いこと(no-brainer)の証拠なんだから。はあちゅうさん、それはダメだよ。 https://t.co/Wj3ME4JLTa
—茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2017年1月30日
うわあ、偏差値なんてことを言ってはいかんぜよ。。。偏差値なんてことを軽々しく言うこと自体が、あまり頭がよくないこと、知的負荷が低いこと(no-brainer)の証拠なんだから。はあちゅうさん、それはダメだよ。
とツイート。
「偏差値のことを云々言う人は偏差値が低い」 さて、この命題に含まれる矛盾、問題点を指摘しましょう(笑)
日本における「偏差値」信仰は、ある意味ではかつての共産主義や現存する独裁体制よりも質が悪い、日本の知性やイノベーションを阻害している病理だと思う。もういい加減やめてほしいよね。
と続けた。
はあちゅうさんは、これに対して
茂木先生、おはようございます。偏差値なんて、試験によって変わるし人間の質を決めるものだとも言っていません。ただ偏差値40状態で理解出来るもの、という例えはそれ自体、偏差値を気にして、受験勉強を経て大学に入り就職した人たちの集団なんだよ君たちは、ということを表していて、自分の生きてきた世界の狭さを実感させる、いい例えだと思いました。
と返信。自身のブログにも
自分の考える「普通」は「普通」じゃないということ
http://lineblog.me/ha_chu/archives/67278026.html[リンク]
というエントリーをアップし、茂木さんとのやりとりを載せていた。
また冒頭のツイートをリツイートした後にツイートした
↓そして、高偏差値の人ほど自分と違う人を「バカ」といって切り捨てるけど、君たちがバカと見下し、相手にしない人も「普通の人」、普通はそれぞれに違う、普通なんて存在しない、って意味になってるから、やっぱりこの言葉、私はいい言葉だと思います。
—はあちゅう (@ha_chu) 2017年1月30日
↓そして、高偏差値の人ほど自分と違う人を「バカ」といって切り捨てるけど、君たちがバカと見下し、相手にしない人も「普通の人」、普通はそれぞれに違う、普通なんて存在しない、って意味になってるから、やっぱりこの言葉、私はいい言葉だと思います。
というツイートも掲載。
電通にいたとある先輩に「普通なんて存在しないと気づかされた話」なのに、「反日ブラック企業滅びろ!」みたいな反応がくるのがちょっとよくわかりませんでした。
と語っていた次第である。
※画像は『Twitter』より引用