ウィル・スミスら『アラジン』出演者がレッドカーペットに登場
映画『アラジン』でランプの魔人・ジーニー役を務める俳優のウィル・スミスが、5月16日に都内で行われた「"ジーニーが叶える3つの願い"=マジック・カーペットイベント」に出席。同イベントにはスミスの他、作曲家のアラン・メンケン、中村倫也(吹替版アラジン役)、山寺宏一(吹替版ジーニー役)、木下晴香(吹替版ジャスミン役)、北村一輝(吹替版ジャファー役)が登場した。
2カ国版ジーニーの共演にファン熱狂
この日はスミスの15回目の来日となり、会場には多くのファンが集結。同作の予告編の上映をきっかけに、イベントが開始した。
その後、ランプの魔人・ジーニーの言葉で"1つ目の願い"であるスペシャルパレードがスタート。マーチングバンドとダンサーのパフォーマンスが始まるなか、スミスらゲストが登場した。
ゲストらは、会場に集まったファンにサインをするなどのファンサービス。会場を熱狂させた。
"2つ目の願い"は、メンケンによるスペシャルライブ。ピアノに向かったメンケンが「ホール・ニュー・ワールド」を披露する中、スミスが突如登場し、メンケンとのセッションを繰り広げると会場は大盛り上がり。メンケンは「最高の気分です。皆さんのことも、日本も大好きです」と笑顔を見せていた。
"3つ目の願い"では「フレンド・ライク・ミー スペシャルver.」として、メンケンの待つステージにダンサーとマーチング・バンドが登場。中村倫也ら日本人ゲストを出迎え、豪華なパフォーマンスを繰り広げた。
パフォーマンスを終えたスミスは「本当に今、興奮しております。アランの曲中での登場は、さっき決めて急に出ることになったので、びっくりしています」と告白。メンケンも「思いつきでウィルに登場してもらうことなりました」と暴露した。
一方、山寺は「僕も出ようかと思ったんですが、新しい映画の歌詞をまだ覚えてなかったので入れませんでした!」と吐露。それを聞いたスミスは一緒に歌おうと言わんばかりにボイスパーカッションをしかけ、メンケンはピアノを弾き始めた。
山寺は呼応するように歌い、2カ国版のジーニーの共演に会場が湧くと、スミスは「違う言語でやっている方にお会いできるというのはめったにないことです。2人の共通点はハンサムだということだと思います」とコメント。山寺も「オーケー!僕もそう思いまーす!」と喜んでいた。
また、悪役・ジェニファーを演じた北村に「ランプの魔人になにかお願いをするなら」と質問すると、北村は「もちろん、おれが王様になると」と回答。スミスが「役が抜けきってないんですね」と笑うと、北村は「いや、王様になって、この恵比寿の熱を世界中に届けさせる」と説明していた。
最後にスミスは「ディズニー映画の中心にはいつも魔法がある。人々を幸せにできるという魔法。アラジンはすべてが含まれてる映画なので、家族みんなで観ていただきたい。歌・演技・コメディ・アクション。とにかく素晴らしい、美しい映画なんですね。誇りに思っています。
前のアラジンを好きだった方々に、このアラジンも好きになっていただきたいです。もっとファンが増えると思います」と胸を張った。
【ストーリー】
「美女と野獣」のディズニーが、あの「アラジン」を実写映画化。貧しくも清らかな心を持ち、人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、"3つの願い"を叶えることができる"ランプの魔人"ジーニー。果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの"本当の願い"に気づき、それを叶えることはできるのか?胸躍る冒険と、身分を超えた真実の愛を描いた究極のエンターテイメント。
『アラジン』6月7日(金)公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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発信地・日本
<文・デザート編集部>