マツコ・デラックス「いつ死んでもいい」 化粧品CM初出演
3月13日、日本橋道ホールにて、資生堂「薬用 ケアハイブリッドファンデ」発表会が行われた。ゲストとしてマツコ・デラックスと川田裕美が参加した。マツコは今回の資生堂のCMで化粧品CMに初出演。CM撮影秘話やファンデーションについてのトークを繰り広げた。
マツコ、川田裕美を絶賛 「かわいくてビックリ」
トークが始まると、マツコは「どう思う?資生堂がこんなことしていいの、資生堂だからオカマが出るの?IKKOさんも出てたけど。オカマが好きな会社だよね」と自身がCMに出演する疑問を投げかけた。
CMをすごく楽しみにしていたそうですね、と質問されると「そうですよ。資生堂のCMに出させていただくなんて、もういつ死んだっていいですよ。全クライアントに言ってるんですけどね」とジョークで会場を沸かせた。
資生堂の過去のCMについては「資生堂のCMはいろんなものの目覚めの一つよ。その結果がこの私なら、資生堂ってなんなのって話になるけど。いろいろ気づかせてもらったわよね」と思い入れを明かした。
憧れのCMに出演した気持ちについては「そのCMって言ってたってその頃に私がいても出られないわよ。ありがたい話ですよ。優しい世の中になりましたよ」とコメント。
ファンデーションの良さを聞かれると「ファンデーションをうまく使えばいろんなものを隠せる。私がファンデを取ったら普通の46のおっさんですからね。どうにかなるのよ。ファンデは大事。日本人はファンデがちょっと薄すぎると思うんだよね。もっと塗っちゃっていいよ。一つ一週間で使うくらいで。そうすると資生堂さんもっと儲かるから」とアピールした。
現代人女性の代表として呼ばれたフリーアナウンサーの川田が登場すると、マツコは「みんな見て見て、実物はかわいいでしょ。テレビ映りはそんなによくないけど。今日はナウシカ?どういうイメージ?ほんとかわいいよね。初めて会うけどかわいくてビックリ。80年代のアイドル顔だよね」といじりつつも褒めていた。
新CMの印象を聞かれると、川田は「絵画のようで美しいと思いました」と答え、マツコは「なに言ってるの。カンペに書いてある通りじゃない。本当に思った?あなたの思ったことがカンペに書かれているのね?ビックリした」とツッコミを入れた。
続けて、川田は「最初は絵を見てるようなところから動き出して、マツコさんの美意識の高さが反映されたんだろうなと思いました」と説明すると、マツコは「私は宮根さんじゃないんだから本当のこと言っていいのよ」と川田が出演する「ミヤネ屋」の宮根誠司にかけてジョークを飛ばした。
CMに対するこだわりがあったそうですねと聞かれると、マツコは「資生堂さんに迷惑をかからないようにしてちょうだいとは強めには言ったね。責任取れませんよ、私。だってなかなかの話よ。これでもし売れなかったら、私はいろんなものを背負っていかなきゃいけない。みなさん買ってよ。本当に買ってよ」と懇願した。
また、マツコが「オカマが宣伝してるファンデ買う?」と言うと、川田は「やっぱり、綺麗に映っているマツコさんを見たら、私もそうなりたいと思うんじゃないですか」と返した。それを受けて、マツコは「逆に、こんな46歳の太ったおっさんでもこんなに綺麗になれるんだったら、このファンデ綺麗にしてくれるかも効果があるんですかね」とファンデーションの効果を語った。
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発信地・日本
<文・デザート編集部>