映画『バンブルビー』ジャパンプレミア 土屋太鳳と志尊淳が参加
3月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『バンブルビー』のイエローカーペットと舞台挨拶が行われた。バンブルビーの相棒となる少女を演じたヘイリー・スタインフェルド、トラヴィス・ナイト監督、「トランスフォーマー」シリーズプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが来日し、本作の吹き替え版で声優を務めた土屋太鳳と志尊淳が出迎えた。
土屋太鳳、英語でスピーチ披露 ハリウッド女優を前に緊張
土屋は来日メンバーを出迎えるために着物姿で登場。バンブルビーを意識して黄色い花柄の着物を選んだという。ヘイリーと会った際の印象について、土屋は「スターだ!って。映像を通してチャーリーの成長を拝見していたので不思議な気持ちでした。やっと会えた、みたいな。本当に地上の星だなーと思います」とコメント。
同じくヘイリーについて、志尊は「取材をするタイミングに英語で話したんですけど、すごくフレンドリーで素敵な方でした」と回答。日本での食事については、「ヘイリーに好きなものを聞いたら天ぷらが好きって言っていたので、天ぷら屋さんを教えてあげたいです」と話した。
自身とチャーリーと共通の部分、役作りでの苦労について、演じたヘイリーは「チャーリーと共感できる部分がたくさんあります。18歳になる間際の10代の女性の描き方がとても忠実です。人生ってどういうものなんだろうということを模索したり。私自身も経験しましたし、いまだに何かを見失っていたり混乱したりという気持ちがあります。チャーリーは特別な力を持っていないけど、彼女自身の力で周りの人々の助けられながらもやっていけるというところが、この映画の素晴らしいところです」と語った。
チャーリーの吹き替えを担当した土屋は「吹き替えをする時に英語だと驚くときにセリフがないですが、日本語ではセリフが入っていたりという違いが難しかったです。共通している点は、弟を『美味しいご飯食べられるからちょっとこれやってくれない』みたいに利用しているところは似ているなと思います」と私生活のエピソードを暴露し、会場から笑いが起こった。
土屋は「ヘイリーさんたちが来てくれているので、英語で挨拶したいと思います」と前置きし、英語でのスピーチを披露。無事スピーチを終えると出演者、観客双方から大きな拍手が送られた。スピーチ後の感想を聞かれると、土屋は「緊張しました。心臓バクバクです。下手なんですけど、本当に伝わって欲しいなと思って英語で話しました」と心境を伝えた。
プロデューサーのボナヴェンチュラは、「これまで全5作品の『トランスフォーマー』を手掛けてきましたが、日本の方たちにスクリーンの中でオマージュとして捧げていないということに気づきました。次回は東京を爆破させて、バンバンぶち壊して心からの感謝の気持ちを伝えたい」と次回作の構想を明かし、観客を喜ばせた。
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発信地・日本
<文・デザート編集部>