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日大アメフト薬物問題、八代弁護士が副学長会見をバッサリ「違和感感じる」


 8月9日放送の『ひるおび』(TBS系)で、前日に行われた日本大学の薬物問題をめぐる会見を特集。アメリカンフットボール部の寮で発見された大麻片に対する沢田康広副学長の発言を、番組MCの八代英輝弁護士(59)が批判した。

 日大アメフト部の寮で大麻と覚せい剤が発見されて、自室で所持していたとして部員の北畠成文容疑者(21)が警視庁に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反(ともに所持)の疑いで逮捕、送検されたこの事件。

 会見では昨年10月に保護者から大麻に関する調査を行うよう依頼があったことや、11月下旬に部員から「大麻と思われるものを吸った」と自己申告があったことが明らかに。

 また、今年6月30日に警視庁から「寮で大麻が使用されている可能性がある」と連絡を受けて大学側が7月6日に持ち物検査を実施したところ、収納箱の中から植物片を発見。しかし、警視庁に連絡したのは12日後の7月18日。この期間について、会見で沢田副学長は「大麻だったのであれば、学生に反省させ自首をさせたいと考えた」と発言。

 さらに発見された植物片について沢田副学長は「発見されたブツ」「パケの中に入ってた」という専門用語を使いつつ、「植物片ではなく植物細片」「非常に微量で細かく、言い方悪いんですけどカスのような感じに見えました」と強調。「大麻のカスなのかもしれないと思いました」と話していた。

 なお、沢田副学長は東京地方検察庁総務部副部長、宇都宮地方検察庁次席検事という経歴を持っている。

 この一連の発言について八代弁護士は「パケであったり、ブツであったり、ご自身の職業経験からくる自信だと思いますけども」と皮肉を口にしつつ、「私、違和感感じるのは、『大麻カス』でも大麻は大麻なんですよ」と指摘した。

 八代弁護士は、「検察の時には『それは大麻だ』と立証する側におられた方が、ことさらに『カス』であったり、『量が少ない』ということを言い出してる時点で、保身に回ってる印象をこの時点で受けてしまった、事態を矮小化する方向に(している)」と苦言を呈し、12日間、大学側が通報を行わなかったことについても「それを大学のトップの判断でやったのが根本的に間違ってる」と批判していた。

 この八代弁護士の発言にネット上からは、「俺は元検察だぞ!って、おごりがあったんだろ。ダサいやつ」「さすが八代さん。みんなが言いたいことを言ってくれた」「正にその通り。これを理事長も適切だったと言う認識なんだからもう本当に話になりません」という共感の声が集まっていた。

 この記者会見で日大側はより批判を集める事態になっているようだ。

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