両親の自殺を手助けし死亡させたとして、自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助被告(47)が31日、東京地裁の保釈を認める決定を受け、保釈保証金500万円を納付して都内の警視庁原宿署から保釈された。
現場には100人ほどの報道陣が待ち構える中、午後8時30分頃に猿之助被告は弁護士らしき人物と原宿署から姿を見せた。黒いスーツにネクタイ姿の猿之助被告は髪はボサボサのように見えた。
逮捕前よりもかなりやつれた表情の猿之助被告は報道陣に向かって数秒一礼。そのまま迎えのワンボックスカーの後部座席に乗り込み、無数のフラッシュを浴びながら原宿署を走り去った。
こうした猿之助被告の姿にネット上からは「保釈は自由の身ではなく自分を見つめ直すための時間にしてほしい」「ひとりにして大丈夫ですか?誰か側で付き添わないと良からぬ事を考えるのではと心配です」「猿之助というオーラがまるで無いし、眼の力もない…。これは絶対に一人で居させたら駄目だぞ」「自殺未遂した人を保釈しても大丈夫なんですか?」など、さまざまな意見が寄せられていた。