6月20日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介されたキムチ料理にネット上から疑問の声が集まっている。
この日、番組では「日本キムチの世界」を放送。大阪で3代続くキムチ店を営んでいる黄ヂョンスさん(56)、黄インスさん(52)、松本成守さん(45)の三兄弟がプレゼンターとして登場した。
日本キムチの魅力として、「世界最高の出汁から誕生!日本キムチは後味がうますぎる!」と紹介。実際、韓国のキムチは辛さと酸っぱさで口の中をリセットするものである一方、日本キムチは後味を堪能する、出汁による味付けとのこと。
番組では市販キムチを「濃/あっさり」「甘い/辛い」のチャート図で紹介し、MCのマツコ・デラックス(50)がそのまま食べたり、マヨネーズと和えて卵かけごはんにしたり、納豆とごま油と混ぜてごはんと食べたりなど、さまざまな食べ方を紹介した。
しかし、三兄弟はキムチの最強の調理法として「焼き」を猛プッシュ。焼くことでうま味成分が変質し、よりおいしく感じやすくなるとのこと。ここで紹介されたのが、豚キムチというオーソドックスな料理と、「キムチグラタン」だった。
「キムチグラタン」は、炒めたキムチの上にホワイトソースを掛け、チーズをのせて焼いたグラタン。試食することになったマツコは「え!?アタシ、てっきりマカロニとか入ってると思ったら本当にキムチなの!?ブロッコリーとかは入ってるけど、具がほぼキムチなのよ」と苦笑い。
試食したマツコは「やだ……おいしいわ」と呟き、「目をつむって食べたらキムチだって分からないくらい、違う料理みたいな味するね」と絶賛。「キムチ食べられない人でも食べられる」と褒めていた。
しかし、この料理にネット上には、「これはないわ」「これはキムチない方がよくない?」「これキムチいる???」という、困惑の声が集まってしまっていた。
「三兄弟はこの料理について『ゴージャスフレンチに変貌』と紹介。マツコも絶賛していたものの、疑問の声が集まっていました。キムチとチーズは同じ発酵食品であるため合うのは必然でしょうが、ホワイトソースを掛けてグラタンにするくらいなら、普通のグラタンでいいのではないかという思いを抱いた人が多かったようです」(女性誌記者)
果たして本当にマツコが絶賛するほど「キムチグラタン」はおいしいのだろうか。