NHK党の立花孝志党首(55)が8日、党代表を辞任した。同党の参院議員・ガーシーこと東谷義和氏(51)が国会を欠席して懲罰に応じなかったことなどの責任を取り、党首を辞任すると表明したものだ。
ガーシーといえば、昨年7月の初当選以来1日も国会に登院していないこともあり、ついに、議員の「除名」「戒告」などの処分を決める参院懲罰委員会にかけられることが決定していた。20日に行われた国会内での会談では、懲罰案について「議場での陳謝」とする方針で合意していたのだが、約束の日である8日にガーシーは帰国しなかった。
これを受け、立花氏は「3月の上旬には帰国をし、登院をするとずっと申し上げておりましたが、この約束が反故(ほご)になりましたので、党の代表としては責任を取らなければならないということでの辞任ということでございます」と、党首を辞任すると表明した。
さらに、自身の後任に、建築事務所に勤務する大津綾香氏(30)を充て、政党名をNHK党から「政治家女子48党」に変更したと発表した。8日の午後3時ごろには自身のツイッターで今回の件を取り上げたネット記事をツイートしていた立花氏。支持者からは「次の作戦あるのでは?」と期待の声も集まっているようだ。今後の動きにも注目したい。