1月6日放送の『チコちゃんに叱られる今年最初の拡大版SP』（NHK総合）に、俳優の半田健人（38）がVTR登場し、視聴者をざわつかせた。
話題となったのは「鼻水が出るのはなぜ？」という疑問を取り上げた一幕。チコちゃんによると、答えは「鼻水がないと人は死にます。スーパーヒーローなのだ」とのこと。解説はJCHO東京新宿メディカルセンターの石井正則氏が務めた。
石井氏によると、鼻の中にある鼻甲介と呼ばれるヒダ部分は何かしらの刺激を受けると鼻粘液を分泌し、これが鼻水の素になるとのこと。さらに鼻水には「熱い空気を体温に近い温度まで下げる」「冷たく乾燥した空気に潤いを与える」「体内に侵入した異物を外に出す」という3つの役割があるとのことだった。
この3つの役割について、番組では恒例のVTRで紹介。その中で、モデルで女優の工藤美桜（23）演じる「マチコ」の体内で活躍していたのが、半田演じる「鼻水マン」だった。
鼻水の被り物を被り、青い戦隊衣装を着た半田にネット上からは「たっくん何やってんのｗ」「仕事選べ！」「俺はいったい何を見せられたんだ？」といった驚きや戸惑いの声が集まっていた。
「半田といえば、2003年の仮面ライダーシリーズ『仮面ライダー555』（テレビ朝日系）で、主人公の乾巧を演じて大ブレイクした俳優。当時19歳でライダーを務め『史上最年少のイケメンライダー』とも呼ばれていました。そのため多くの人の記憶に残っており“鼻水マン”という奇妙な役でVTR出演したことに視聴者は騒然としていました」（芸能ライター）
この出演にネット上からはNHKや事務所に対し「何させてるんだよ！」というツッコミも寄せられていたが――。
「実はVTR終わりにスタジオで紹介された半田からのメッセージによると『こういう仕事がやりたかったんだ』とのこと。むしろ半田側は喜んでこのヒーローパロディを演じていたようです。設問に対する『鼻水がないと人は死にます』という答えの分かりやすい解説になっていたかどうかはさておき、ライダーファンにとっては思わぬお正月のご褒美となっていたのかもしれません」（同）
まさかすぎる半田の出演に、本題そっちのけで視聴者は大盛り上がりだった。
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