10月31日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)は、山梨県甲府市にある日本一の渓谷美・昇仙峡を目指す「秘境渡船バスに乗って飲食店を見つける旅 バスサンド」を実施。お笑いコンビ・サンドウィッチマンから熱烈オファーを受けた歌手の吉川晃司(57)が初参戦し、広島出身ゆえに東京の居酒屋であらぬ誤解を受けることを明かした。
旅の道中、吉川の故郷・広島の方言の話題に。サンドウィッチマン・伊達みきお(48)が「広島弁って怖いイメージがある」と言われると、吉川は「東京で(広島の)同窓会をやるとだいたい店の人に『ケンカは外で……』(と言われる)」と告白。
吉川は「これは楽しく盛り上がっている」だけと説明していたが、広島弁だと「すごい」の表現が全部「クソ」に変わるため、「くそべっぴんじゃのぉ」「くそうまいのぉ」といった言葉使いになるのだという。
そんな中、お笑いタレントのおいでやす小田(44)が「僕、(お笑い芸人の)三浦マイルド(45)の広島弁講座で広島弁覚えました」と言い、「いびせえ」という方言を披露したところ、吉川は「いびせえ?いびせえ、ちょっとわからんで。そりぁどこの広島弁かいのぉ」と応戦。
そして「おのれは、広島の人間かたっとるん違うんか?」「そがぁな事やったらぶち回されるぞ!」と言い放ち、おいでやす小田は「めっちゃ怖!」「いやいやいや……それだけでぶち回されるん?」と冗談とわかりつつビビりまくり。「冗談ってわかってるのに、むっちゃ震えましたもん」と、吉川の広島弁に恐れおののいていた。
「サンドウィッチマン・伊達も言っていましたが、任侠映画『仁義なき戦い』で広島弁が使われていることから、広島弁=怖いというイメージがある人も多いかもしれません。ただ、ネット上では『バリバリの広島弁 最高!!』『吉川晃司の広島弁かっこいい』『吉川さん広島弁喋ってる。確かに怖いけどww広島弁の吉川さんはかわいいよ』『吉川晃司 リアル広島弁萌えた』『吉川さん、あの容姿で広島弁ってかっこよすぎる』『「おのれは広島の人間かたっとるんやないんけ」冗談なのに空気こおるw』などと、様々な反響が寄せられていました」(芸能ライター)
なお、調べたところ「いびせえ(いびせー)」というのは、広島県安芸で使われている方言らしく「怖い」とか「恐ろしい」という意味があるとか。広島出身の三浦から直々に教わった広島弁を披露したのに、伝わらなかったおいでやす小田。結果として、自分が言った言葉どおりの体験をすることになったようだ。