5月9日に放送された、広瀬アリス(27)主演のドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)第4話の急展開に、「神シーン」「もはやコント」と賛否両論の声が上がっている。
前回、アイドルグループSixTONES・松村北斗(26)が演じる長峰柊磨とお試しの恋を始めた主人公・桜沢純(広瀬)。だが、柊磨との関係を匂わせる竹内ひな子(小野花梨・23)の存在に気づいてしまい、イライラが止まらない。自分の誕生日に柊磨がくれたブレスレットも柊磨の前で叩きつけてしまった。
しかし今回、親しいネイリストの中川岬希(香椎由宇・35)に“SNS匂わせ女子”の存在を教えてもらったことで誤解が解けた純は、柊磨への気持ちに気づき、柊磨が働くレストラン「サリュー」へ。ところが、そこで「柊磨が一番好き」と言って柊磨に抱きつくひな子を目撃してしまう。一度は怯む純だが「柊磨は特定の女はつくらないの」というひな子に涙を流しながら「それでも好きになった。やめられないの、好きでいるの。恋している自分が嫌い!あなたも嫌い!大嫌い!」と訴える。そんな純に心を動かされた柊磨は、ひな子がいる前で強引に純とキスをする……という展開だった。
このキスシーンが、かなり長く濃厚なもので、ひな子が帰るや否や二人はベッドになだれ込む。毎回指摘されていることだが、今回も自分の恋愛のことにしか頭になさそうな登場人物たちの身勝手な行動に視聴者はドン引き。「近くでこれ見せられたらやばいわ」「なんだ、このコントドラマは。ここでキュンとした人いる?」「いくらライバルでも、これはさすがにひな子ちゃんがかわいそうよ」とツッコミの声が殺到していた。いっぽうでこんな声も。
「ドラマの展開としてはありえませんが、さすが松村北斗はジャニーズだけあって、キスシーンの注目度は高いですね。SixTONESの北斗ファンからは『北斗のキスシーンとかやばーい!私は嫉妬とかじゃなくて自分に当てはめちゃう、キモいけど幸せなファンです』『ドラマ内での濃厚キスシーンにマジマジと見入っているのは私だけ?』『あの濃厚キスはずるいわ。あんな風にキスして許されるのは北斗だけよ』など、興奮の声が上がっていました。これだけ反応があればドラマとしては成功かもしれませんね」(芸能ライター)
もはやストーリーよりも、SixTONES・松村北斗を崇めるためのドラマとなってしまっているようだ。