2月28日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、ロシアのウクライナ侵攻について特集。MCの坂上忍(54)のある発言に疑問の声が集まっている。
この日、番組ではロシアが行っているウクライナへの侵攻について報道。日本時間の28日午後には停戦交渉が始まるが、侵攻で市民にも大きな被害が広まっている。
この話題について坂上は、「プーチンを擁護することなんてできるはずもない」とロシアへの批判の姿勢を示しつつ、「ただ、今回のこの侵略っていうものがね、止められなかったのかなっていうのはどっかで残っちゃいます」と明かした。
その後も坂上は「対ロシア、対プーチンっていうことを考えたら、やっぱり戦争にならずになにか方法があったんじゃないか」と再び指摘。また、NATOがウクライナに軍隊の派遣しないこと、加盟国が軍事支援や人道支援、武器提供に留まっていることについて、「後方支援っていうフォローの仕方だけで果たしていいのか?」と疑問を呈していた。
この坂上の発言に、出演していたフジテレビ解説委員の風間晋氏(63)は「後方支援じゃなくてアメリカがウクライナに軍隊を派遣して戦い始めたらと、それはもうアメリカとNATO30ヶ国が一緒にロシアと戦うってことになってしまう」と指摘。坂上はすぐさま「ってことになっちゃいますよね!」と納得した様子を見せていた。
しかし、この一連の発言に視聴者からは、「世界情勢でも後出しじゃんけん?」「あとからならなんでも言えるよな…」「攻められたほうも悪いとでもいいたいの?」といった呆れ声が集まっている。
「『バイキングMORE』での坂上と言えば、これまで新型コロナウイルス対応などについて『後手後手』などと繰り返し政府批判を展開してきましたが、それがネットから『後出しじゃんけんでの批判』と指摘されることも少なくありませんでした。今回も、ロシアとウクライナの戦争は何年にも渡って警戒されており、その時々で各国が然るべき対応を行ってきたという歴史があります。ワイドショーの司会者が批判できるような問題ではなく、ネット上からは呆れ声が集まってしまったようです」(芸能ライター)
常に“なにか”に対して批判的な坂上。今回の批判は多くの人に「的外れ」という印象を与えてしまったようだ。